240628_Clay Cliff-Arrowtown day5


朝7時半起床。外は氷点下で部屋にはオイルヒーター1つしかないが、ベッドに備え付けてあった布団ヒーターのおかげでぐっすり眠れた。リビングの窓は北向き(日本と逆に日照面)なのでちょうど朝焼けが見えるかとバルコニーに出てみたら、見事な日の出が見られた。

■朝食は大テーブルで一緒に
宿の奥さん手作りの朝食を頂く。同宿の女性二人が先に朝食を取っており、大テーブルで相席で頂く。一人はメルボルンに19年住む女性、もう一人はオークランドに住む女性の二人組。昨日はMt cookのトレッキングコースに行ったそうで、氷河が動く様と音を聞けてとてもよかったと写真を見せてくれた。今日、彼女達もクイーンズタウンへ移動するそうで、どこか寄る予定?と訊かれたので、Arrowtownのお祭り情報をシェアした。宿の奥さんも今日はMatariki(NZの先住民Mauriの新年を迎える日で祝日)なので、何かやってるかも、と調べて教えてくれた。

今日の20時過ぎのフライトで帰国するので、17時半目標で空港に戻るとして、行き先を考える。食後に教えて貰ったMt.Cookのトレック、Hooper Valley Trackを調べると、往復4時間。近くのタスマン氷河観測所ならあまり歩かなそうだが、途中の道が凍ってるかも、とNZの道路情報サイト(リンク)に注意が出ていたので、大人しくクイーンズタウン方面に戻ることにする。

■NZのガソリン価格
10時前に宿をチェックアウトして、車でクイーンズタウンへ向かう。今まで給油せず半分まで減っていたので、ガソリンスタンドで給油する。1L=$2.28くらいだったが、満タンで$98近く(1万円くらい)。高い。島国なのでガソリンの輸入にコストがかかるからだろうか。往路で雲がかかって見えなかったMt.cookが見えないか?とLake Wakatipuの展望台に寄ってみたが昨日よりも雲がかっていた。

■Clay Cliffs
昨日気づいたら通り過ぎていた、Clay cliffsに寄るべく横道に逸れる。途中から未舗装の道を走るとゲートがあり、ポストに$5を入れて(現金orバンクアカウントへ振込。このために$10だけ空港で両替しておいた)自分で門を開けて進む。4kmほど走ると駐車場に出る。既に10数台も駐まっている。

車を駐めて歩く。道の最初に案内掲示板があったが、前の人に続いて行けそうな脇道を上っていってみると、どんどん道が細くヤブっぽくなってくる。これは間違いかな?と思っていると前から若者が帰ってきたので、「道合ってる?」と訊くと、「You can make the way, it’s so nice! but too steep, be careful, especially when you go down, sliippy」とのこと。

山登りのルート探しの勘で進むと、岩の割れ目に辿り着いた。ヨルダンを思い出す岩の隙間でこれだけでも来た甲斐があった。どこまで行けるかと、一人でズンズン登って行ってみたが、進むほど急になり、ロープが必要なクライミングくらいの傾斜になってきたので引き返す。

正規のルートに戻って案内板を見ると、まだ結構歩きそう。トイレにも行きたくなり、満足したので車に戻って帰路に就く。

公衆トイレのある隣町Omaramaに寄ってから、mapで目に付いた近くのレストランBoots and Jendalsへ昼食を取りに入る。

バタートースト付きクラムチャウダーはとても美味しかった。こちらのクラムチャウダーはサーモンやイカ、牡蠣など具だくさんでパンが付いて無くてもお腹が膨れそうなくらい。豚汁のよう。妻のSteak opensandwitchもタマネギソースが甘く、肉も軟らかくて、とても美味しかった。

満腹になり、途中目に付いた展望台Lookoutに寄って写真を撮りながら進む。各街も良いが、レンタカーを借りて自分で移動できるからこそ、街と街の間にある広大な丘の連なりや川の流れを見れるのが嬉しい。

■捕まる
が、運転にも慣れて、カーブの度に減速し過ぎる前の車を長い直線で抜いて(片道一車線なので追い抜きは対向車が来ていない直線で抜く)前の車が居ない状態で制限速度100kmを越えて気持ち良く走っていると、フッと林の陰にパトカーを見かけた、、時には、時既に遅しで、後ろでサイレンが光る。

脇に駐められる所で減速し駐まると、警官が降りて来て「制限速度は100kmだが、117kmくらい出ていたよね?」と、速度違反でキップを切られる。人生初スピード違反が外国とは。国際免許とパスポートを渡し、パトカーで警官が書類を書くこと15分ほど。戻ってくると「免許に記載の日本の住所に違反切符は送る。それが外国でも免許の住所に送ることになっている。だが、出国前に払うなら、この違反番号を警察のwebサイトで入力したら払える」とのこと。

また張っていた場所に戻るパトカーを見送り、後ろに車が付こうが気にせず、しっかり制限速度内で運転して西へ向かう。あと15kmくらいで着いていたのに、、、と思いながら。曲がりくねる山道を越えてから分岐を北に登るとArrowtown。街の中心部でMatarikiを祝うお祭りが行われているメイン通り近くの広い駐車場に向かうと、長い車列。出る車を待ちながら駐車場を巡回していると運良くすぐに目の前で空いたスペースに滑り込めた。

■Arrowtown MATARIKI festival
街のメイン通りは電飾が施され、広場にはステージも組まれて、ローカルな街のお祭り感。

日本なら盆踊りの櫓が建ってそうな雰囲気で、観光客というより地元の人が多く、「久しぶり!」とそこかしこでハグしていて良い雰囲気。子供も多く、はしゃぎまわっている。コーヒーとジェラートをテイクアウェイしてベンチで食べて一通りぶらぶら見物するといい時間になったので、空港へ向かうことにする。

空港目の前のロータリーにあるガソリンスタンドで燃料満タンにして、空港にて無事返却。三菱もSUVも初めて乗ったけれど、大きくて前方下が見にくい以外はパワーもあり快適だった。

帰りもA320型の機体3列*2のシートで、前から2列目までは席間隔が広く、とても快適だった。
定刻通り22時過ぎにタラマリン空港に着き、SkybusでCBDへ。途中まだ開いているコンビニで夜食を買ってトラムで帰宅。おつかれさまでした。

 



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