0715起床。少し寝坊。急いで朝食を食べて0755出発。
0814の電車に乗りケルン中央駅で乗り換え、ズントーの教会へ。

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Bruder Klaus Field Chapel
Peter Zumthor
2007
Ri?dorfer Weg,53894 Wachendorf,Germany

■mimoaで調べてもらえれば住所が出てきます。文字化けしてしまって、すみません。日本語で検索したところでは最寄駅Satzvayの一つ手前のE 、もしくは一つ後のMechernichからタクシーの運転手に教会の名前を書いた紙を見せて行くと片道20ユーロほどで行けるらしいです。普通の人はそうすると思いますが、節約したい、という人は歩けます。

基本的にgoogle mapで地図を出しておくことをお薦めします。国道らしき黄色い道に沿っていけば間違いないです。

片道徒歩1時間。最寄駅Satzvayで降ります。

無人駅(車線を変える作業をしている部屋はありますが、切符を買えるわけでもないのでほぼ無人、かつプラットフォームは電車がくる時以外は締め出されます)を出て、左へ。

ちなみに駅にはトイレが無く、教会の駐車場に仮設トイレがある以外はトイレはおろか、売店も飲食店もありませんので注意。電車のトイレを使っておいた方がよいです。あと食べ物持ってピクニック気分で行くことをおすすめします。

で、駅を出て左(南、進行方向)に線路沿いに歩くと踏切を渡る道にでるので、左に曲がりそこを渡って歩くと三叉路みたいな道にでるので左に、道路と分かれた歩道をきれいな丘を右に見ながら歩きます。

高速道路みたいな高架をくぐり、ずんずん道なりに歩くと村に入ります。

そのまま歩いて写真の左にWachendorfの標識があるところを左に曲がります。

そこから延々、右に林を見ながら歩道のない道をまっすぐ、ずーーーっと行くと右手に「Bruder Klaus Chapel parking」と書かれた白い手書きの看板が出てきて、駐車場が見えるので、そこを看板通りに右に曲がると、丘の向こうにとっても小さな教会が見えるので、後は看板にしたがって向かいます。

駐車場から徒歩20分くらい。タクシーでもここまでで、この先は歩かなければなりません。

■月曜休み。1000-1600。無料。撮影禁止、とありますがすみません、撮りました。
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天気もよく絶好の散歩日和。てくてく歩く。気持ちの良い起伏のある風景。民家はそれぞれ庭がありとても気持ちよさそう。けれどほとんど車以外の人に会わない。

昨夜googlemapの地図と航空写真をデジカメで撮ったものを曲がり角ごとに見ながら進む。本当にこれがなかった時代ならこんな風に知らない土地を歩いて探すことはできなかったはず。そら恐ろしいけれどありがたい。思っていたより早く看板が出てきて一安心。

遠くに目指す建物が見えてからがまだ結構遠かった。アプローチが迂回されて設定されているため。ごちそうを前にじらされているような感じで回り込んで近づく。

丸太で簡単に組んだ門を通って建物へ。着いた時は誰もいなくて入り口扉の開け方がわからない。確か開き扉だったはず、と思い切り引くと開く。

厚150で表面はチタン?板貼り、偏心した縦軸とびら。当日もかなり強かった風に煽られないようにか、空錠がついているのだが、フランス落しを逆にしたような、取っ手を降ろすと足元の輪っかが降りる形式。

内部はガラスもはまっていない青天のトップライトと、壁面に埋め込まれたガラス玉のみの採光。
入り口から少し迂回して奥の祭壇に入る。といってもとても小さなワンルーム。

壁は丸太を組んで型枠にし、コンクリート(というか版築みたいなもの?)を打設した後、二日間かけて燃やしてて脱型した壁面で荒々しい感じがとても良い。

ガラス玉は、Φ50のSUSパイプを打ち込んだ上、後から同径もしくは少し大きいガラス玉をはめこんでいる模様。これを円筒でなく球面にしているところがセンスがいい。なめらかな球面が荒々しい壁面の上でとても引き立っている。

壁厚は外からパイプ内を測ったら1100もあった。ただしパイプは壁面にたいして斜めに打ち込まれているので、おそらく900くらいか。

内部床は鉛を流し込んだもの。触ると石のように冷たい。溶岩が流れ込んだような風合いで、壁と共にとても原始的な印象。もはや古典の風格。寄付し、ろうそくを立てて記帳をする。外に出てベンチで一休みし、少し実測やプランをスケッチしてから後にする。滞在およそ一時間。

帰りはまだ道がわかっているため(それでも一度間違えたけれど)歩いて一時間で駅に到着。
1320発の電車でケルン中央駅で乗り換え。お昼を買う時間がなかったので急ぎ目に付いたソーセージとパンのテイクアウトを購入。ソーセージをぶつ切りにしたものにケチャップとマスタードが山盛りかかっている。ビールがほしくなる。Duisburgへ。25.2e。

1445頃少し遅れて到着。herzorg de MのMKM museumを目指す。
が、家に建物リストを忘れてきたためここからの行き方がわからない。駅のインフォで訊いてみたら知らないらしく、どこかに電話して訊いた上で、知らなくてごめんねーと、歩いて行けると教えてくれる。

記憶では確かバスかトラムに乗る必要があったはずなのになーと思いながら言われた通り行くと、出てきたのはDKM museumだった。紛らわしい。そこでようやく持っているPCにデータが入っていたことに気づき開けてみて乗るバスがわかる。駅に引き返す。

駅のバス乗り場が一度ホームに登ってから降りたところにあり少し迷う。バスを降りると入江ぎわ。意外。気持ちいい風の中歩いて美術館へ。

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Kuppersmuhle museum Grothe collection(MKM Museum K?ppersm?hle of Modern Art)
H&deM
1999
Philosophenweg 57, 47051 Duisburg, Germany

■Duisburg Hbf中央駅からバス934番(WESTの方の乗り場です)に乗り確か四つ目のバス停Hansegrachtで下車。バスは液晶で先のバス停まで表示されるので間違いません。バス停手前右手に、美術館への標識があり、それにしたがって右(たぶん東)へ。5分ほど歩くと左手に見えてきます。
■1100-1800なのですが、金曜はアポイント必要、月休み、と変則的です。他の曜日も時間が違うかったはず、ホームページで調べてから行った方が吉です。8e。
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ヘルツォーグが手を入れたのは大きくは階段室の増築のみだが、各展示室の開口やエントランスなど細かいところも手を入れている模様。既存建物への手つきが上手い。


当たり前のようにSSGでガラスをレンガと面一で取り付けている。階段室は顔料入コンクリート。




外壁は普通型枠で内側手すり腰壁だけ小幅型枠になっている。まぁレンガとの違和感は確かにない。パンフレットには2010年にまたヘルツォーグが増築するとあり、CGパースが載っていたが、えーいいの?という感じ。大丈夫か?確かにそこは大きなクレーンが建ち、工事真っ最中の模様だった。

展示は現代美術コレクションだが、リヒターのペインティングが10点ほどあり、それは見ごたえがある。

閉館前に後にして駅へ。電車が遅れておりうまく乗り込める。
ケルン中央駅まで行き食事してからレヴァークーゼンへ戻る。



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