0810起床。一緒に朝食を食べる。
彼が行きたい所リストを見てルートを教えてくれる。
1040発。それに沿ってまずはKoln Deutz駅へ。

駅を降りて歩いてフライオットーの建物へ向かう。

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Tanzbrunnen
Frei Otto
1957
Rheinparkweg 1,50679 Cologne,Germany
■電車DBのKoln Deutz駅下車、歩いて北へ向かうとすぐに標識が道路際に出てくるので従えば徒歩10分くらいで着きます。
■屋外施設なので24h/7days無休。
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圧縮力をトラス柱で支え、引張をケーブルで支える。その力学の流れが見えるようなきれいな構造。おそらくシーズンは中央と周囲が池になっているのだろうが、今は抜かれて空堀になっているのが残念。

歩いてライン川を渡る。橋のフェンスに南京錠が山のようにかけられている。
そこに掛けると永遠に離れないとかの名所なのだろうか。

橋のたもとの目の前にあるケルン大聖堂へ向かう。
途中ルートヴィッヒ美術館というモダンアートの美術館を覗くと、ちょうどマレーヴィッチの展覧会をやっている模様。入りたいと迷うが、ケルン滞在中に時間が余れば、と後に回す。ローマかフィレンツェでもカルダー展を節約で入らなかったが、今思えばちょっと無理してでも入っておけばよかったと思い出す。

ケルン大聖堂は恐ろしく大きい。街のどこにいても見える。確かエッフェル塔ができるまではヨーロッパ最高の建物だったはず。大聖堂前のツーリストインフォで地図を買って(0.2e、日本語もあり驚き)食事してから入る。入場は無料。



ゴシックの圧倒的な垂直的空間。ひとつ、モザイク柄のようなステンドグラスがありとても美しい。こういう抽象的な柄のステンドグラスは珍しい。(と思っていたら、ゲルハルト・リヒター作でした。どうりで。知らなかった、お恥ずかしい。)

次に歩いて工芸美術館へ向かう。

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Museum of Applied Art(design museum)
Rudolf Schwarz, Walter von Lom
1957 “An der Rechtschule,D-50667 Cologne,Germany
■大聖堂から歩いて五分。
■月曜休み。1000-1700。4.2e。昔の工芸品の展示と、19世紀後半からの(ほぼ)ドイツのモダンデザインを展示しています。家具やプロダクトに興味ある人は楽しめると思います。内部撮影OK。
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工芸品の展示はほぼスルーして足早に降りてきたのを見て、係員に驚かれる。
親切に色々教えてくれたのだが、全てドイツ語なので全く分からない。その後の他の美術館もそうだが、けっこう親切なのだが、皆こっちがわかっていないのに一方的に話すのがすごい。

歳を取ったからか自分の興味のないところは昔よりもどんどんスルー出来てしまっているのがよいのか悪いのか。一階のモダンデザインの展示は、それぞれオリジナルが展示されていて面白く、おかげで写真を一人撮りまくる。実際に座れればもっとよいのだけれど。



次にズントーのコロンバ美術館に行くも、火曜はclosed。
自分のリストにメモしていたのに、昨日休みは月曜と聞いて安心してしまっていた。自分が会っただけで三人の旅行者がoh my god!と唸っていた(笑)。明日以降に回す。

歩いて別の教会へ。

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Kunst Station St Peter(Contemporary art)
Wiegmann Architekten
2000
Leonhard-Tietz-Strasse 6,50676 Cologne,Germany
■入り口は南側の道路から入った門の内側にあります。
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美術館も併設だと思うのだが、教会しかわからなかった。
係員も最初顔を見せたが知らぬ間にどこかに行ってしまった。

トラムに乗り、前川さんの美術館へ向かう。

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Koeln East asia museum
前川國男
??
Universittsstr. 100,50674 Koeln, Germany

■トラム1番に乗り(中央駅から、もしくは自分のようにNeumarkt広場から)、左手に大きな池が見えたら降車ボタンを押して下車。降りて池の方に行けば、そのほとりにすぐ見えます。打ち込みタイルで一目でわかります。
■閉館間近だったので展示室には入っていませんが、無料のようです。1000-1700,月曜休み。
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前川さんのヨーロッパ唯一の建築。打ち込みタイルが懐かしく感じる。プランはオーソドックスで特筆することがないが、池のほとりの配置がうまく、大勢の人がテラスで食事をしていた。

ちなみに隣には日本文化センターがあり、日本語のインフォメーションがあった。
(ちなみにこの南の公園は、hiroshima nagasaki parkとあった。)

南に歩いてケルン大学へ。昨夜Hにケルンガイドブック(ドイツ各都市ごとに6冊ほど出ており、とても詳しい。ただ完全バイリンガルでないのが惜しい。22.5e)で教えてもらった60年代のブルータリズム全開な建築。

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Horsaalgebaude und Stadtbibliothek
Rolf Gutbroud
1967
Albertus-Magnus-Platz

■Koeln East asia museumから南へ歩いて10分ほど。道の西側、大学キャンパス内に見えてきます。
■普通に入れました。
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隣にも息子かな?同じ名字の建築家事務所による新しい建物が建設中。ガラスブロックによる採光の内観を見えてみたかったがホールは閉まっていた。

同じキャンパス内の南側にもファサードをPCブロック?で一面追覆った建物を発見。こちらも中に入れず。

トラム9番でDeutz駅まで戻り、DBに乗り換えてレヴァークーゼンへ帰る。
家でスープとペンネの夕食を作って食べた後、作業。0時半就寝。



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