0850起床。シャワーを浴び朝食を頂いて(デュッセルドルフで作っている日本のようなパンがすごく美味しい)、1010出発。電車で一時間、アムステルダムへ。

1130到着。駅前のツーリストインフォで地図を購入2.5e。フリーの地図はmuseum mapがあるが範囲が狭い。駅前のDoner kabab屋でお昼を食べながら地図とトラム路線をチェックして出発。まずはMVRDVの集合住宅へ。

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WOZOCO
MVRDV
1997
Reimerswaalstraat 1,1069 AE Amsterdam,Netherlands

■アムス中央駅前よりトラム17番に乗ります。(駅前のGVBオフィスでトラム各路線の時刻表をもらえるので、駅名はそれを参考に。地図にはう位置だけで駅名は載っていません。片手落ちで役に立たない。)所要25分ほどで21番目(終点の一つ前)のBaden Powellwegで降り、トラムが通ってきた道(Tassen straatみたいな名前)を進みすぐの交差点を右(北に)へ、Baden Pwellweg straatを北へまっすぐ歩きます。Ookmeerwegという道にT字でぶつかるので右(東)へ。運河を左手に見ながらずんずん歩くと、右手に見えてきます。

■もちろん外観のみです。
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トラムを降りるとそこは郊外の団地の風景。が、日本のような画一的な建物が連続するというより、オランダ建築見本市みたいになっている。道路と歩道が広く、天気もよく、歩いいて気持ちがよい。運河沿いにはアヒルや鴨がいて、人に餌をもらうのに慣れているのか近寄っても全然逃げない。と、右手によく見た外観が見えてくる。

ボリュームが飛び出す北側が接道側。RCの躯体からアウトセットで取り付けられたガラスファサード(DPGとかでなくローテクが全体の雰囲気に合っている)と飛び出す木のボリュームとの対比が上手い。図と地の地を軽く、図を重く見せることで、より不安定感を強調している。オランダ人は重力に対する強迫観念があるのかな?と思うくらい、この建物に関わらず、いちいちキャンチで飛ばしたり、建物の上にボリュームを浮かせたりしている印象が、こちらに来てから普通の街並みを見ていても思う。建物の南側に廻るとバルコニーがぽこぽこ飛び出している。天気が良い日曜だからか、多くの住民がバルコニーでひなたぼっこをしている。いい風景。だれも外の目を気にしていない。というか、バルコニーから一階の人と話たりしている。

トラムに戻って、同じ番号で駅まで戻り、次はスティーブン・ホールの建物へ。

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Het Oosten, pavilion
Steven holl
2000
Sarphatistraat 410,1018 GW Amsterdam,Netherlands

■中央駅からトラム9番でAlexander Plein下車。進行方向に橋を渡って運河沿いを右(西)へ。すると右手に川の向かい側に見えます。ど北側の道路側に行ってみましたが、建物が工事中で仮囲いがかかっており入れませんでした。
■外観のみ。
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見るには見れたが、これは外観だけでは何も分からない。外壁のパンチング(エキスパンド?)メタルの水色の塗装がかなり剥げていた。運河沿いにベンチがあり、座ってぼーっと運河を眺めて一休み。

近くからトラム10番に乗り西へ。適当なところで降りて、昨日勧めてもらったゴッホミュージアムの方へ歩いて向かう。途中、住所がわからなかったビザンチウムをたまたま見つける。

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Bythantium
OMA
??かなり初期
Stadhoudescade, Amsterdam

■stayokというオランダのユースホステル、アムステルダムのvonderparkのすぐ近くです。運河沿いの道沿いで、パーキングが入っているので、道路に標識もありわかりやすいです。
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その後、フェルメールの青いターバンの少女の大きな看板があり、Rijks museumと書いてあるので、入ってみる。昨日、Tさんにミュージアムカードを貸してもらったため美術館に気軽に入れる。ありがたい。普通なら14eがフリー。

現在メインの建物が改装中で一部のみでの展示となっている。それでもフェルメールが5点ほど、レンブラントがいっぱい、とすばらしいコレクション。フェルメールよりもレンブラントの陰影のコントラストに見とれる。駆け足でほぼその二人だけ見て、ゴッホ美術館へ。

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Van Gogh Museum
Gerrit Rietveld
1973
Paulus Potterstraat 7,1071 CX Amsterdam,Netherland

■建物の入口は北側の道路側です。自分は知らずに新館をぐるっとひとまわりしてしまったので注意。新館には入り口はなく、旧館の地下からアクセスします。
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他の美術館で見た、ひまわりや食事をする人々の絵もある。数点あるのだろうか?。27歳で絵を描き始めた頃から亡くなるまで時系列で油彩を展示していて筆跡の移り変わりが見て取れる。日本の浮世絵を模写したものもある。弟テオに宛てた書簡や、スケッチがあるらしく、昨日聞いた話ではそれが最も見たかったのだが見つからなかった。常設ではないよう。新館にも時間切れで行けず。確か黒川紀章の設計。

1800に閉館し、トラムに乗って途中下車して昨日勧められたチョコレート屋さんやドローグのショールームなどに行こうか迷ったが、帰りが遅くなってしまいそうなのと結構疲れていたことから取りやめ、大人しく駅に直行。駅前でフライの自動販売機で買い食いする。大きめの駅にはどこでもコロッケ的な揚げ物の自動販売機があり、安くて美味しい。なくなると反対側から揚げたのを入れて行くシステム。同じく昨日勧めてもらったオランダ名物のストループワッフルを自販機で買って食べながら帰る。

デルフトで下車し、まずはTさんのお宅へ荷物をまとめに行く。それから一緒にWさんの家へ。明日早朝のバスがロッテルダム発のため、今夜はそちらに泊めて頂く。21時過ぎ到着、遅くなってしまって恐縮。しょうが焼き定食を作ってくださり、それでお別れパーティ。人生二回目の作らしいが、とても美味しい。今日もつかれたのか、目がしょぼしょぼになってきて0時半頃就寝。



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