38日目 100213 GRANADA – MADRID



08:20起床。昨晩遅くに帰ってきた同室の若者はマドリッドでも同室だった日本人だった。どこの宿もフロントが、宿に日本人がいれば同じ部屋にしてくれているようだ。

朝食を食べてチェックアウトしてから明日以降のための調べ物をする。荷物を預けて11時出発。歩き方に載っていたバックパッカーズオアシスという宿のほうが場所もアルハンブラに近いし、金額もユースの半分程度だったのだが、なかなかバックパックから先の国の歩き方とユースガイド、ネット情報の三者を照合して一番適したところを探す、というところまで手がまわっていないのでしょうがない。ちなみにここグラナダのユースは駐車場が広く、ほとんどが車で来ているスペイン人のようだった。

13時に予約しており時間があるので歩いてアルハンブラまで向かってみる。途中のスーパーで手袋が手頃な値段であったので購入。3e。バス停ごとに地図があるので、それを辿りながらアルハンブラへ向かう。アルハンブラへ向かう坂のふもとにあるツーリストインフォで地図とバスルートマップをもらう。これでもう迷わない。

都合1h30mほどかかってチケット売り場へ到着。最後の坂がきつい。(ちなみにユースからならno.11と30を乗り継いで、20分くらいで来れるとはず)。途中から雨が降り出してきた。スペインは今が雨期で、これが過ぎると一ヶ月雨も降らないこともある乾季で水不足になるらしい。おかげでスペインに入ってから雨の日の方が多い。

チケット売り場とは別に、予約していた人用の発券ブースがある。予約したクレジットカードを機械に入れるとそれだけで発券できる。その時点で既に12:30。ナスル宮殿の見学は30分ごとに300人までと決まっており、13時の回を予約しているので急いで向かう。が、案内版がなく、地図を見ながらいっても間違ってテネラリフェ離宮の方へ行ってしまう。ずぶぬれになりながら走って来た道を戻り、今度は片っ端から人に訊きながらナスル宮殿へ。

着いたらなんのことはない、長蛇の列で、13時過ぎに着いたが、100mくらい並んでいる。とりあえず最後尾についてつく。雨はどんどん激しくなり、気温は6度と表示されているが息も白く、寒い。もうあきらめて帰ろうかと思うが、とりあえず待つ。

30分待って13:30入場。が、待った甲斐はあった。すごい密度。今までインドやトルコでイスラム建築は見てきたが、ここの装飾の解像度は桁が違う。

もうパターン天国のように、連続するパターンがそれぞれ異なり、これでもか、と端から端まで施されている。おかげで接写の写真ばかり撮ってしまう。


昔イスラムが栄えたとはいえ、飛び地のようにここまで完璧なイスラム建築がヨーロッパのど真ん中に残っているというのもすごい。順路に従い見学。

一通り見終わってから、もったいないけれど他は見ずに切り上げることにする。帰りのバスの時間の安全を見たのと、寒さで風邪を引きそうなのと。帰り道、せっかくスペインに来ているのでパエリアを食べようとレストランに入るも、催促に行ってもなかなか注文さえ取りに来ないので、時間がかかると見てあきらめて席を立つ。帰りは市バスno11で15分で宿に帰る。

一息ついてからバスターミナルへ。時間に余裕があったので、近くに見えたマクドナルドへ行く。ユーロ圏は値段はどこも同じよう。食事してから17時マドリッド行きのバスに乗り込む。やはりalsaの車体は座席が広い。車内でログなど作業。5時間後、22時にマドリッド南バスターミナル着。地下鉄に乗り、oporto駅へ。スペインの道や駅の名前はメキシコやポルトガルなどの地名が多い。なぜなのだろう?

一昨日初めてお会いした友人の友人さんが、お子さんがいらっしゃるにも関わらず、ご厚意で一晩泊めてくださると言ってくださり、ご自宅へ直接向かう。わかりやすい手書き地図のおかげで迷わず到着。マンションの入り口で待っていてくださった。一歳半になるお子さんもまだ起きていて挨拶。とてもかわいい。荷物を置き、早速お風呂を準備いただく。まさかマドリッドで湯船につかれるとは思わなかった。浅くて長いバスタブは体が伸ばせてとても気持ちが良い。上がって晩御飯を頂く。何から何まで本当に恐縮。旦那さんは締め切り間際の仕事のヘルプで深夜まで帰ってこれないらしい。mayaや3dsmaxの本が並んでいるので、どこの国でもこの職種は大変だとわかる。少しだけ写真の整理をして1時頃就寝。



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