212日目 100806 DALLAS -



3時間ほど眠って起床。咳は一向に止む気配がない。起きても再読しようと思っていた文庫本はバックパックから出すのを忘れてしまったので映画をもうひとつ見る。朝食が終わった頃、ダラス空港到着。10時間のフライトはほぼ映画を見ていた。

アメリカ入国に1時間ちょっとかかる。ドル現金が余っているので(すごい円高のため帰国後しばらくは両替できなさそう)、スターバックスでもう一度朝食を食べる。

待合の椅子で少し眠って9時半過ぎ、1010発の成田行きに乗り込む。12時間のフライト。乗りかえ4時間含め、サンパウロから成田まで26時間。かつ時差12時間。その後、東京から京都まで夜行バス7時間で帰るので、都合連続3泊夜行で帰ることになる。これだけむちゃくちゃなら時差ぼけも一周回って、なんとかなりそうな気がする。

久しぶりに日本人を多く見る。やっぱり顔が大きいせいかプロポーションが違う。席はかなり空いている。空はとてもきれいに晴れ渡っていて、遠くまでよく見える。窓際だったおかげで景色がよく見える。高度数値を横目に見ながら遠ざかるアメリカの大地を眺める。

昼食後、アームを上げて横になって眠る。日本時間に時計を合わせると外は明るいが深夜なので変な感じ。3時間ほど眠り、食事が来たので食べる。

2時間ほど眠ってシートベルトサインで起こされる。サンパウロからの便と同じアメリカンエアなので、映画のラインナップも全て同じ。さすがにもう見る気がせず、本も手元になく、ログは既に書いたので、本当にやることがない。ipodの電池が切れるまで音楽を聴く。マドリッドでTさんのituneから入れてもらった音源をやっと一回り聴けた感じ。よく考えれば7ヶ月の旅行中、本は3冊のみ、ipodも1GBの音源を聴ききれないくらいしか聴いていない。

この更新をしながら旅をするというのは、予想以上に忙しかった。今まで撮った写真を整理したりして時間を潰す。。この旅行に出る前は、飛行機の旅というと快適な印象があったが、時間は十数時間と長距離バスや電車と変わらないし、席の広さやサービスから言えば、飛行機の方が劣っているところもあるので、外の景色が見えない分、飛行機の方が退屈だ。揺れないため酔わないことが利点か。



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