8時半起床。シャワーを浴びて朝食のパンを食べる。昨夜ソチミルコに10時に出発をAさんと申し合わせたにもかかわらず、自分が荷造りや調べ物に時間がかかり、既に用意をして下さっているのになかなか出発できない。申し訳ない。一度チェックアウトして、荷物を管理人室に預け、11時出発。

———————————————-
Restaurant Los Manantiales
Felix Candela
1957
Xochimilco

■地下鉄Linea2の終点TASQUENA駅まで行き、TREN LIGROに乗り換え終点のXochimilco駅へ。Hidargoからおよそ一時間程度かかります。駅から徒歩30分程度。おそらく駅近くの船着き場から遊覧船に乗っていけば終点で着くと思われますが未確認。
■レストランの営業は日曜のみ。
———————————————-

昨日と同じ路線を辿り、ソチミルコ駅到着。駅が面白いので写真に撮ろうとすると警備員に停められる。どうやらメキシコも駅は撮影禁止のよう。既に地下鉄はかなり撮影した後だけれど。

デジカメの地図を見ながら歩き出す。シティーから随分離れたためかのどかな感じ。途中Aさんが両替をしたいということでいくつか銀行に寄るもどこも日本円を受け付けてくれない。円通貨自体を初めて見るようだ。意外。グァダラハラでは円を両替できる銀行があったらしいが、シティーではなかなか見つからないらしい。

結構歩き、googlemapの通り名と道路標識の名前が今一合致せず不安になりながら歩いていると到着。手前の船着き場で客引きに声を掛けられる。最初1時間200ペソと言っていたが、断り続けると100ペソに下がったが見送り。レストランを見に行く。男の言葉通り今日は閉まっている。順光側を見に行こうと裏側に回り込むと屋根を掃除しているおじさんが居る。外観写真を撮っていると、身振りでダメだ、と示している。諦めて眺めていると今度は手招きをしている。どうやら中を見せてくれるらしい。

Aさんを呼んで一緒に内部見学。ステージもあるレストラン。日曜だけの営業で元を取れるのだろうか。屋根スラブの恐ろしいまでの薄さは内部ではわからない。サッシ部分を見ると、ガラスは直接躯体に飲み込まれている。飲み込み代を抜いたらどれくらいの厚なのだろうか。

おじさんにお礼を言って外に出る。客引きを尻目に、運河沿いを歩いて帰ってみる。少し行くと道が開け、露店が固まって並んでいる。物色し少し購入。値切れるものだ。なかなか安い。Aさん曰くシティーよりも安いらしい。そのまま方角を見て大体で歩く。お腹も空いていたので、道脇のタコス屋に入る。コンソメという名のスープとタコス2つをそれぞれ食べる。羊の肉らしい。スープとタコスがとてもマッチしていて美味しい。締めて一人24ペソと安い。

さらに歩くと段々道が賑わってくる。大きなメルカドに出くわす。シティーの中も含めてこれまで見た市場の中では最も大きい。入って見る。とても高い天井高の空間に所狭しと店が並んでいる。果物が安い。肉屋にはミノやタンが原型そのままで並んでいて見ていて面白い
。メロンを一玉10ペソで購入。80円くらいか。メキシコは果物が軒並みすばらしく安くて美味しい。パイナップルも一玉20程度、日本のものより楕円形ぽいスイカも一玉それくらいで買える。今日が最後の日でなかったら色々買って帰りたいのだが、食べきれないのでメロンだけで我慢。市場を奥に進むと衣料店が並んでいる。ドレスがいっぱい。着ぐるみのような衣装まである。洋裁店でAさんがメキシコらしい柄のリボンを購入。メーター15ペソと安い。

市場を後にし、駅へ向かう。何人かの人に道を尋ねるも間違った道を教えていたおばさんもいて少し迷いながら駅前到着。カフェがあったのでコーヒーでも飲もうと入ろうとすると、立て看板のメニューがなんと日本語で書かれている。メキシコに入って日本語のサインは初めて見た。驚きながら入る。メニューなどは日本語でない。レモンケーキとカプチーノを頼む。値段の割にまともなコーヒーで意外に美味しい。満足して駅に向かい電車で帰る。二人して席で居眠りしていると、終点に到着したところで向かいのおばさんが起こしてくれる。やさしい。

地下鉄に乗り換え。Aさんは先に宿に帰り、自分は3度目のトライとなるサン・アントニオ教会へ向かう。ユニバルシテ近辺やリベラとカーロの家に行くには少し距離があり時間が足りなさそうなので今回は見送り。メキシコは宿がとても快適だったせいもあり、予想以上に楽しく過ごしやすかったのでまた来るであろう次回に廻す。

教会に五時過ぎに着くもやはり閉まっている。少し待ったが開く気配がないのであきらめて宿に戻る。パソコンで調べ物。明日のブラジルビザの準備を、と必要書類を確認していて、イエローカードがないことに今更気づく。日本で取得したのに今まで全く必要でなかったのでどこに入れたのか全く思い出せない。パスポートや免許証などと一緒に貴重品袋に入れていたはずなのだが、ない。バックパックとリュックも荷物を全部出して見直すもやはりない。困った。前回いつどこで見たのか全く思い出せない。とりあえず日本に送り返していないか家族に確認をお願いするメールを送る。

空港に向かう時間も迫ってきたので、キッチンへ。Hさんがトマトスープを作ってくれている。切りそろえてもらった材料を炒めるだけ炒めて、ちょうどチキンを買って帰ってきたKさんAさんと一緒に盛り合わせ。チキンの丸焼きにブロッコリーとタマネギの付け合わせ、ジャガイモのトマトスープ、デザートにメロンと桃と、思いがけず豪華な食卓となった。すばらしい。Kくん、Tさんも加わり6人で食事。ビールが美味しい。Lさんのメロンには甘さで完敗だが、メロンも美味しい。出発まで30分足らずで急いで食べる。21時過ぎ、食事もそこそこに荷物を担ぎ、玄関へ。その場にいた皆さんで見送って下さる。申し訳ないけれど、嬉しくてジンと来る。この宿に泊まって良い方々にお会いできて、本当に楽しく過ごせました。出会った皆さんにこの場を借りて感謝。

ちょうどさっきまで降っていた豪雨も止んで水たまりのできた暗い道を地下鉄駅へ急ぐ。電車を乗り継ぎ空港へ。9時も過ぎているからか帰宅ラッシュも治まっていてよかった。空港に着き、搭乗予定の便を見るとターミナル2とある。端から端まで歩いても見つからないので係員に尋ねると、Airtrainで行くらしい。Puerta 6まで戻って乗り込む。ターミナル2はかなり新しいようで、そのためか歩き方にも全く書いてなかった。電車で5分ほどで到着するが、歩いてはアクセスできなさそう。メキシコで見た建物で間違いなく一番新しくきれい。早めに空港に来ておいてよかった。これはちょ
っとわからない。無事チェックインし、ゲートで搭乗を待つ。オンラインで支払うwifiを捕まえメールを送受信。すぐにゲートが開き、搭乗。LANPERUはAAに比べとてもきれい。お腹いっぱいなので出てきたディナーもパスして、1時頃少し眠る。



No Responses to this post

This post has no comments yet.

Leave a Reply