188日目 100713 MEXICOCITY



8時半起床。朝食を食べる。今日の夜はチキンを買ってきて一緒に食べましょうということになり、Mさんに7時頃に帰りますと伝えて出発。カプチナス礼拝堂へ向かう。

——————————————
Convento de las Capuchinas Sacramentarias
Luis Barragan
1960
Miguel Hidalgo 43,Tlalpan,Mexico City

■LINEA 2のTASQUENA駅、TREN LIGROのHUIPULCO駅下車。駅前の通りSAN JUANVEDIS?(不確かです)を北に進み、DeTlalpanという大通りに出て、それを延々南西に、途中頭上を横切る高架を越えて進むと道なりに左にカーブしていくあたりでSanFernando通りと交差します。それを越えて道なりにカーブし、Miguel Hidalgo通りを右に曲がり、真っ直ぐ進むと二つ目の角を越えた辺りで、左手に入り口が出てきます。

■月ー木10-12、16-18、60ペソ。内部撮影不可。ポストカードは五枚組でのみ売っています。
——————————————-

駅を降りて結構な距離歩いて向かう。途中不安になるも近くまでは間違いなく到着。が、Miguel Hidalgoに入ってから通り沿いにあるはずが見つからない。反対側の大通りまで出てしまい、道行く人に訊きながら行くと、どうも違う方向を教えられる。来た道を戻ってみると通り過ぎていた。Mさんにファサードの写真をもらっていたのにそれでも見落としてた。サインは全く無い。番地名でしかわからない。これは難易度が高い。11時40分くらい、ぎりぎり12時前に到着。

チャイムを押してみる。やっぱり出ない。あきらめずに数回押しては待つ。10分くらい繰り返していると、やっと面倒くさそうにシスターが出てくる。スペイン語がよくわからないが、どうやら15分だけだよ、と言っているよう。確かに12時前なので文句は言えない。60ペソ払って入館。荷物もカメラも入り口横の小部屋に置くように支持される。足が悪く杖をついてゆっくり歩くシスターについて見て廻る。メインの礼拝堂に入る。背後から黄色い光が正面の十字架のある壁面を照らし美しい。写真がだめなので、プランをスケッチしていると、スケッチもだめだと言う。理由がわからないがスペイン語で文句も言えないし、厳かな雰囲気なので素直に従う。その後小さな部屋も含め、結構端から端まで見せてくれる。外部からは気づかないくらい素っ気なかった窓が内側ではとてもきれいな黄色い光を供給している。ほぼ全てはめ殺しのため、目の前の通りを行く車の音も減衰され静かだ。

ロの字プランをぐるっと廻って見学は終了。1時過ぎ。歩いて来た道を駅まで戻る。途中露店が多く並ぶ路地があるので寄り道してみると、奥にどんどん続いている。かなり大きな市場だ。野菜や果物、肉や衣類までなんでも置いている。肉や魚の並べ方が豪快。果物も安い。今日の添え物にとスーパーになかったブロッコリーを購入。他少し買い物をする。しかし安い。スイカやパイナップルも丸ごと買っても数百円なのでみんなで食べようかと買って帰りたくなるが、まだ桃も残っているので我慢する。一番奥まで行ってから戻ってくる。途中の屋台でタコスのお昼を食べる。

地下鉄に乗りキャンデラの教会へ。

——————————————
Iglesia (Church) Santa Monica
Felix Candela
1960

■Linea 2のDivision de la Norte駅下車、駅に西側、大通りUniversidad通りを南へ行き、Miguel Laurent通りを西へ、Fresas通りを南へ行くと公園の前、左手(東側)に見えてきます。

■オフィス?:月ー金10-13、17-20。土10-13。
教会?:月ー土0730-1200、1700-2030、日0800-1430、1700-2030。
——————————————————–

Divbision de Norteを降り、近い方のMilagrosaへ行くも閉まっている。夕方に開くかな?と狙いをつけ、もうひとつの反対側の教会へ歩く歩く。結構遠いがキャンデラ教会の中でも一番見たかったものなので頑張って向かう。到着すると5時からと書いてある。あと40分くらいなので向かいのベンチで待つ。向かいが公園なので気持ちいい。人気がある教会なのか、他にも数組家族やおばさんが待っている。隣に犬を連れたおじさんが座る。少し話すがスペイン語ではすぐわからなくなるので、写真を撮って紛らわす。気がつくとゲートが開いているので先に入ってますよ、とおじさんに言って入る。

一本の幹から広がったかのような構成。教会には何らかの求心性が要求されるがこういう形もあるのだ。ガウディのコロニアグエルに似ている。大陸を跨いで離れているのに。時代はこちらの方がかなり後だから見ていたのかもしれない。

駅に戻ってミラグローサに行ってみると、開いている。ラッキーと思い入る。こちらはまた異なる直線のデザイン。柱のひねりが見る角度によって形が変わり美しい。力学的に整合性がある形なのだろうか。ここまで来るとちょっとわからない。

——————————————
Iglesia de la Virgen Milagrosa
Felix Candela
1953
■Linea 2のDivision de la
Norte駅下車、駅東側、Tenatuca通りを南へ行き、Matias Romero通りを東へ。徒歩5分。
■10-13、16-19、火、土休み?けれど火曜なのに17時過ぎには開いていました。
—————————————–

ここが開いているなら、ともうひとつの教会へも時間ぎりぎりだが行ってみる。どこも17時からなら開いているのだ。
7時に戻ると言っていたのに、もうすぐ七時、申し訳ないと思いながら急ぎ足。大体の場所まで行き、地図の上では区画の中に入っているようなのだが、私有地の中っぽいので入り口のガードマンに訊くと、この中だと通してくれる。なおも歩くと、またマンションの敷地の入り口にぶつかり、警備員が時計を見て、もうすぐ閉まるけど急げば間に合う、と言って通してくれるので小走り。

到着するとミサか何かをやっている。入り口を探しているとシスターが手招きしてくれる。1階は入れる雰囲気ではないからか、2階に通してくれる。写真も許してくれたので数枚撮り、お礼を行ってさらっと後にする。キャンデラ後期の作品だが、それゆえか密度が薄い気がする。それでも屋根スラブの曲面は美しかった。

———————————
Chapel of San Vicente de Paul
Felix Candela
1959

■行き方、地図を見れば思い出せると思うので、また追って追記します。
■おそらく17-19時。マンションの付属教会?私有地の中にあります。
—————————————-

急いで宿に戻るとMさんらは居ない。部屋にいるのかと思い、とりあえず付け合わせの野菜を刻んでいると降りて来た。待ちぼうけを食らわせたようでなくよかった。チキンを一緒に買いに行くと、さっき戻ってくるときに開いていたのにもう閉まっている。(後日見ると2045までだった)。少し歩いたが代わりのものも無さそうなので、余っているソーセージで野菜炒めにビールということにする。今日も美味しく乾杯。明日ソチミルコに行く話をするとMさんも興味を持ったのでお誘いする。10時発として、1時頃就寝。



No Responses to this post

This post has no comments yet.

Leave a Reply