185日目 100710 MEXICOCITY



8時半起床。シャワーを浴びて朝食を食べる。Mさんが今朝グアダハラへ出発なのでお見送りする。食後メキシコでの行き先と予定を地図にプロットしながら検討。昼過ぎまで。その後歩いて昨日教えてもらった大型スーパー、ウォルマートへ。途中昨日は閉まっていたインターネットカフェでブラジルビザ申請用紙などをusbメモリから出力3ペソ。

メキシコシティーの街の眺めは少しインドに似ている。
ちょっときれいにして道路計画、都市計画が整備されたインド、という感じ。まだ地図と道路標識が整合しているので助かるのだが、それでも少し迷ってウォルマート到着。入り口がわからず、訊いて廻ったら従業員入り口から入りそうになり、慌てて出てまた探す。

メインエントランスへの往き道には屋台が並ぶ。エントランスまで来るとかなりの客入り。郊外型のスーパーのようにとても広い。リュックは入り口のコインロッカーに預けなければならない。近くにいたおじさんにコインを両替してもらって預ける。野菜や果物を物色。やはりアメリカよりも全体的に安いが、とても安い、というほどではない。ほうれん草がひと束3.8ペソと安かったので、今日はほうれん草とタマネギのパスタに決定。その他果物や飲み物を購入。

帰り道に屋台でタコスをテイクアウトで買って帰る。今朝教えてもらったテイクアウトのスペイン語を使うも、全然通じない。メニューがわからないので適当に値段で選んで頼みつつ、もうひとつ隣の人が頼んでいた美味しそうなやつも注文。二つで18ペソ。安い。しかし、やはり本当に数字でさえ英語が本当に通じない。

宿まで一度戻り食材を冷蔵庫に入れて、買ってきたタコスを食べる。ちょうど戻ってきたと同時に雨が降ってきた。間一髪濡れずに済む。食後コーヒーを淹れて飲んでから、3時半、あまりに居心地がいい宿の空気に浸りそうな体を起こしてツーリストインフォを探しに行く。地図をもらいたいため。

最寄りのHidargo駅前まで出ると、なにやらバンドの音が聞こえる。普通の小さな広場の一角にテント屋根を張り、そこで自作の楽器っぽいベースとギターを組み合わせたようなもので一人で演奏してる。土曜だから何かのフェスティバルの一環か。そこを通り過ぎて、大きな公園に沿ってとなりの駅まで歩く。所狭しと屋台がかなりの数出ている。衣類などもあり、見たいがもうすぐ17時なので先を急ぐ。途中から雨が降り出し、隣駅に着く頃には土砂降りに。傘をさしていてもどんどん濡れる。おかげで靴が水浸し。

歩き方の地図にあるiマーク付近に行くも、どう見てもそれらしい建物はない。というか公園内に建物は全然見当たらない。付近をぐるぐる歩いてもなさそうなので、もう二駅先の観光案内所へ向かうことにする。

このあたりは電気街らしく日本橋のような小さな電気屋が所狭しと並ぶ。カメラのレンズが置いてないかと適当にいくつか入って見るも、パソコンばかりでカメラ屋が見つからない。ヨドバシカメラなどのような一店舗の大きな店、というよりもインドと同じ小さな小売店がビルの中に一杯集まっている。どう見ても在庫とかおけなさそうなのだが、どうやっているのだろうか。雨が降ってきたこともあり店内はかなり混んでいる。建築計画的に、有事の際には確実に避難できなさそうなプラン。

寄り道もほどほどに雨の中ずんずん歩くも、一向に地図にある通り名が出てこない。結構歩いてから大通りに出て調べてみると、方位磁石で確かめていたはずなのに、全然違う方向に来ていた。自分を恨みまた来た道を戻る。分岐点に戻った頃には既に17時前、靴もずぶ濡れで疲れてきたので帰ることにする。地下鉄で、と思って地下に降りるも切符売り場の長蛇の列を見て歩いて帰ることに。

Hidargoまで戻ると、さっきの演奏場所でロカビリーっぽいバンドが演奏している。あまり上手くはないが立ち姿がそれぞれ格好いいのでしばらく見ていく。アミーゴスというバンドで2回もアンコールを受けるくらい大盛況だった。どうやら大トリだったよう。

宿に戻り少し作業をするも、頭痛がしてきたので、薬を飲んで少し眠る。2時間ほど寝て、21時頃起き、夕食を作る。ほうれん草のトマトソース、オレンジとコーヒー。食べてから作業。2時半就寝。



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