9時半起床。コーヒーと昨日の妹さんがお土産に下さったマフィンで朝食を頂く。10時半出発。Kさんが昨夜調べてくれたバス2.5eに乗って駅まで向かい、乗り換えて教会へ。

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Kaleva Church
Reima Pietila
1966
Liisanpuisto 1 Tampere

■タンペレ中央駅から歩いて15分ほど。バスなら8番で5分もかかりません。バス2.5e。ドライバーから買えます。
■日曜はミサをしている模様。
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聖歌隊が合唱しているところを、そろっと入る。建物自体がかなり大きい。高さ16m。プランを見ると葉っぱのような形をしているが、実際にはまずわからない。椅子の断面形と壁面の平断面が似ている。

教会前からまたバスに乗り駅まで。予定していた電車でユバスキュラへ向かう。22.5e。電車の中で作業をしながら。
駅を降りるととても現代的な新しい駅舎。それでも木をふんだんに使っているのがフィンランドらしい。駅構内にあった地図を頼りにまずはツーリストインフォに向かうも土日は休み。歩いてアアルトミュージアムへ行く。今日の宿はセイナッツァロのタウンホールのゲストルームだが、日曜で閉まっているので鍵をミュージアムに預けてもらっている。+10eでそういうサービスをしてくれた。土曜のためか途中道ばたで出ているフリーマーケットを物色しながら向かう。マリメッコなどの生地でおばさんがおそらく自分で作ったポーチや小物入れを売っている。
街が緑に変わった頃に白い美術館が見えてくる。

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Alvar Aalto Museum
Alvar Aalto
1974
Alvar Aallon katu 7,40101 Jyva:skyla:,Finland

■ユバスキュラ駅から西南へ、歩いて20分ほど。
■月休み。1100-1800、7-8月火ー金1000-。6e。
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エントランスでまずは宿の鍵を受け取り、荷物を預けてチケットを購入。2階の展示を見る。これが予想以上にすばらしい。正直あまり期待していなかったのだけど、いい意味で裏切られた。椅子の展示やガラスベースの展示も面白いが、オリジナルの図面やスケッチが最も興味深い。こういうものを見ると遠い時代の人物ではなく、実際に生きて同じ仕事をしていたのだということがとても身近に感じる。椅子についても、曲げ木の製法をサンプルとともに詳しく説明している。各時代の建物は模型と共にアアルトが現地にいた写真と共に展示。おもしろい。

気づいたら3時間近く経過していた。閉館時間、それよりスーパーの閉まる時間が迫っているので、急いでアルテックの売店を物色。本が最もいい品揃えで揃っている。アルテックの家具もスツールが一部割引で安い。また、当美術館のファサードのタイルを近年取り替えたらしく、古いタイル(アラビア製)をはがしたものを500個限定でナンバリングして売っていた。9eという値段は確実に買いだが、一個2,3kgはありそうなくらい思いのと大きいので泣く泣く断念。アアルト好きにはこれ以上のお土産はない。その他、壁に貼ってありKさんのお宅でも見かけたアアルト建築一覧マップをもらう。残り少ないのか言ったら奥から出してきてくれた。

荷物を担いで急いでスーパーへ。途中21時までの店がみつかりほっと一息。夕食朝食の食材を買いこむ。(着いたらすぐ近くにスーパーはあったのだが知らなかった)。バスに乗ってタウンホールへ。4.1e。30分ほど。湖の脇を通っていく。ビーチでは既に人がいっぱい泳いでいる。なんてすばらしい環境。泳ぎたい。自分はフィンランドの冬を見ていないので、天国にしか思えない。

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Sa:yna:tsalo Town Hall
Alvar Aalto
1952
Parviaisentie 9,40900 Sa:yna:tsalo,Finland

■ユバスキュラのバス停(駅前は停まらないようで、少し南のターミナルもしくはアアルト美術館近く(美術館で訊いたら教えてくれます)から出ています。21番か16番。運転手にセイナッツァロと言うと降りる所を教えてくれます。降りると建物が見えるくらい近いです。

■タウンホール見学は月ー金0830-1530。ライブラリは 。ゲストルームが二つあり、泊まれます。一泊40e、土日に宿泊の場合鍵をアアルト美術館に預けてもらうのに+10e。部屋はシングル。エクストラベッド+20e。部屋は少し広めのElissa(10m2)とAlvari(7m2)があります。

部屋には冷蔵庫、コーヒーメーカー、一口電気コンロ、皿、マグカップ、片手鍋一つ、カトラリー、机椅子、テレビ、砂糖、塩がありますが、ちゃんとしたキッチンはありません。パスタくらいはなんとか作れます。他、2つのゲストルーム共用のトイレ、シャワー洗面。シーツ、タオルは用意してくれています。また、すぐ南側裏手にSIWAとSmarketというスーパーがあり、前者は無休で9-22時まで開いているので食材などはここで買えます。その隣にはパブやファストフード店もありました。

www.jyvaskyla.fi/saynatsalo
saynatsalo.aalto[at]jkl.fi
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バスを降りて、預けてもらっていた封筒に書いてある入り口から入る。建物はオフィス、図書館、店舗、アパートとして使われており、普通に10世帯ほど住んでいる。部屋は思ったより狭い。まぁ一人部屋だからこんなものか。

いつも通りのトマトソースのパスタを作り夕食を食べる。食べ終わると既に9時、作業。疲れていたので早めに23時就寝。

※今回見れなかった実験住宅、ルイカレ邸情報も記しておきます。

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Exprerimental house
Alva Aalt
1954
Melalammentie 2,Muuratsalo,40900 Jyva:skyla:,Finland

■予約時に行き方を教えてくれるそうですが、ユバスキュラから20km、セイナッツァロタウンホールからでも5kmと歩いて行くのはちょっと大変。バス要だと思います。

■6/2-9/15の間1130-1530までで、完全予約制。www.alvaaalto.fiから予約できます。予約が無ければ敷地に近づくことすら禁止されています。
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Maison Louis Carre
Alva Aalto
1963
2, chemin du Saint-Sacrement Avoinna

■3-4月、10-11月は土日のみ1300-1800、5-9月は土日のみ11-1800、完全予約制

resa[at]maisonlouiscarre.fr
www.maisonlouiscarre.fr
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