昨夜は2時頃にＳＡでの休憩があった以外はほとんど眠ることが出来た。首がこって痛いことを除けば眠くもない。
地下鉄に乗って西駅Westbahnhofに向かい、そこから歩いて10分ほど、昨日までの同じ系列店のwonbatsホテルに向かう。wienが発祥で二軒あり、予約時は気づかなかったのだが新しい方のlounge店の方が駅にかなり近い。遠い方の予約したbase店へ向かう。
チェックインは二時からなので、フロントでネットをつないで作業し、0730からの朝食チケットを買って食べる。ここも豪華。この系列店はどこも朝食はお金を取る代わりにたっぷりのよう。
ゆっくり食べてから荷物を預け一度出発する。駅のツーリストインフォに行こうとするも駅増築中のためか見つからない。ベンチで休みつつ今日のスケジュールを考える。昨日眠れた割には結構疲れていることに気づく。疲れが溜まってきているのかもしれない。せっかくなのでオペラ座と楽友会館の今晩のスケジュールを調べるために一度宿に戻りネットで調べる。何度も行き来するとこの遠さが応える。本当に駅前の方のもう一店舗wonbats loungeにしておけばよかった。
オペラ座は今日の公演があるよう。まだ小沢征爾さんが音楽監督のはずだが、今日もタクトを振るのだろうか。けれど毎日振るわけもないよなーと思いつつ、一応立ち見狙いで行ってみようと計画を立てる。
ワグナーの郵便局が今日の３時までしか見れないので、急いで向かう。
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Wiener Postsparkasse
Otto Wagner
1906
Georg-Coch-Platz 2,1010 Vienna,Austria■すぐ隣にある中央郵便局、ではなくpostbankの方です。どの地図にも載っています。地下鉄U3のSchwedenplatz駅が近いです。
■土日休み。0800-1500まで。普通に入れます。奥に美術館があります。5e。当時の図面や、近年の改修の図面などが見られます。
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100年以上経っている割にはきれい、と思ったら全面改修されていた。なので内部もどこまでがオリジナルかわからないが、アルミ板を留める鋲をモチーフに丁寧にデザインされている。写真で見ていたほど、明るい！という印象はない。ガラス天井の上には新しく、二つのガラス屋根が掛けられているようだ。
次にゼセッション。
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Secession
Joseph Maria Olbrich
1898■これもどの地図にも載っています。
■月祝休み/1000-1800/8e(現代美術の企画展とまとめてチケットの場合）、地下のクリムトの壁画を見るだけならマイナス
2eだったと思います。
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地下の展示は、一度外に出て階段を下る。入ると明らかに怪しい。エントランスでもらったパンフレットには、セクシャルな相手を求めて来るバーでもある、と書いてある。確かに風俗店のような内装。その奥に壁画が展示してある。照明の当て方もひどいし、展示空間としてどうなんだろう？よく意味がわからないが、これでこの金額はちょっと高いと思う。ひどい。
その後、屋台でピザ（予想外にイタリア並みに美味しかった）を食べて、地下鉄でオペラ座へ向かう。
駅を降りた瞬間から古風なジャケットを着た客引きが日本語で声をかけてきてうるさい。まだ数人しか並び初めていなかったが、これから数時間並び、公演始まってからも立ちぱなしを想像して、疲れに負けてやはりあきらめる。本当に見たかったらまたいつかお金を払ってチケットを買おう。
オペラ座前で座って休んでいると、チャイニーズらしきアジア人が結構通る。ウィーンでは多く見かける。ウィーンの街はブリュッセルと似た印象。あまりcleanではない。（が、夜にグラスゴーから来た日本人の方に言わせるとcleanらしい。あくまで主観です）。特に地下鉄の通路など、浮浪者が寝ていたような形跡が目立つ。
5時過ぎに宿に戻って、ようやくチェックインし、ひとまず眠る。ベルリンまではそんなに忙しいスケジュールでもないので、その先に備えて休む方向で過ごそうと思う。
9時半くらいに同室の人が帰ってきて目が覚める。香港人。見た目や持ち物が全く変わらない。もう一人の同室は日本人だよ、と教えてくれる。起きてシャワーを浴び、夕食を近くに買いに行き、ウェルカムドリンクのビールと一緒にホテルのパブで食事。食べ終わって部屋に帰ると、そのもう一人の日本人の方が帰ってくる。一緒に下で飲みましょう、ということになり、またパブに戻り閉店の２時まで飲む。グラスゴーの大学院に二年留学中で夏に修論を書き上げておそらく日本で就職されるらしい。閉店で追い出されるようにお開きとなり、また眠る。2時半就寝。