0620起床。朝食をWが仕事に行く前に用意してくれる。頂いて0715出発。今日はバーゼルを離れてルツェルン方面へ電車で向かう。


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Catholic church
Franz Fueg
1966
Schlasslistrasse 2,6045 Meggen, Switzerland

■Lucern駅前からバス24番に乗り、Schossli下車、降りると道向かいに教会があります。道路際なのですぐわかります。ちなみに同じ路線、lucernからここまで来る途中のバス停Verkehrshens(スペルが怪しい)で降りると目の前に下記のジゴンの建物があります。バスは一時間に三本くらい。バスに乗って10分くらいで着きます。

Verkehrshaus der Schweiz
Gigon&Guyer
2008

■最新のエルクロの表紙にもなっている建物ですが、うーん、どうしたんだろう?という感想でした。

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教会は最初わからずにバス停を通り過ぎてしまったほど、外観はそっけない。が、内部は写真の通り。28mmのマーブルを通した光は予想より明るい。当日は曇りだったのにも関わらず。パイプオルガンのあるコンクリートのロフトと鉄骨柱がどう支え合っているのか(コネクトされているのか)不思議。

バスで帰りに交通博物館によるが、全然良くない。ほぼスルーしてルツェルンの一つ手前で降りて、以下三軒の建物を歩いて回る。

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Migros
Diener Diener
Hertensteinstrasse 25
■普通のスーパーなので誰でも入れます。ここでお昼を食べました。

the Hotel Luzern
Jean Nouvel
2006
Sempacherstrasse 14,6002 Luzern,Switzerland
■フロントで言えば愛想良く1階のバーと地階のレストランを見せてくれます。撮影も可能。パンフレットも頂きました。

the Astoria hotel
H&deM
■フロントで言えば愛想良く見せてくれます。パンフレットも頂きました。撮影も可能。


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その後j橋を渡って駅の方へ戻ろうと湖畔の道を歩いていると、水があまりにもきれいなことに気づく。遠くの山もおそろしくきれいだ。建築よりこっちの方がよっぽど多くの写真をとってしまった。ほんとうにうつくしい。

時間もないので慌てて駅に戻る。

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Luzern Postal Center (canopy)
Santiago Calatrava
1985
Frohburgstrasse,Luzern (Lucerne),Switzerland

Luzern
Congress center
Jean Nouvel
1998
Europaplatz 1,CH-6005 Luzern,Switzerland

■どちらも駅の真ん前なのですぐわかります。
■ヌーヴェルのホールは毎水曜1600-ガイドツアーがあるようです。詳しくはホームページを参照ください。
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さっと見て、それよりもまた反対側からの湖畔の眺めに虜になってしまう。話しかけてきた老人はチューリッヒから数時間の旅行で来たそうで、ここは山と湖と旧市街があり、スイスで一番美しい街だ、と言っていた。そう思う。

電車に乗りアーラウへ。

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Aargauer Kunsthaus,expansion
H&deM
2002 “Aargauerplatz 1,5001 Aarau,Switzerland

■電車でAarau Bahnhof下車、駅前の北側の道を西へ歩くと見えてきます。徒歩10分くらい。
■月曜休み。1000-1800。時間や地図はホームページで確認ください。内部は撮影禁止。
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ここもヴィトラと同じく1階の壁は全面スタッコ、お金がかかっている。写真以上の衝撃はない。ヴィトラ以外の近作はどうもあまり。

おかげで予定より一本早い電車でバーゼルに戻る。家に帰るとご夫婦はまだ帰ってきていなかったが、ちょうど娘さんがたまたま家に帰っていたので開けてもらえた。すぐ後に彼らも帰宅。ロストバゲッジが昼に帰ってきていたので見てみると、明らかにひどい。針金のハンガーが生地を破いて飛び出している。いくつかのものは外に出ている、ありえない。早速中身をチェックすると、DVDドライブなどいくつかのものがなくなっている。ひどい。受け取りの時に奥さんが受け取った書類を見ると、なくなったものとかがある場合は、購入したレシートを、鞄がダメージを受けている場合は、補修にかかった費用のレシートを添えてロンドンの本社へ送って、と書いてある。適当な対応。安いなりは安いなりの対応なのか。憤慨しているとWに、「but you are good condition. that’s life」となだめられ、とりあえず最後のディナーを食べようと誘われる。

席に着くと、特別なアペリティフだ、とにぎり寿司を自分の分だけ買ってきてくれていた。もう高いのに、申し訳ない。その後奥さんお手製のピザとケーキ。娘さんと四人で楽しいひとときを過ごす。食後、荷物の整理と補修など。夜遅くまでかかる。奥さんが眠る前に明日は朝起きれないから、とお別れを言いに来てくれる。これだけ御世話になったからか、ちょっとぐっときてしまう。本当にありがとう。3時半就寝。



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