朝6時前起床。同室のイギリス人2人は起きているが、あと一人がまだ寝ているので電気を付けずにサッと着替えて車に向かう。まだ外は暗いが微かに東の空に明かりが見える。
ジムニーに乗り込んで、Ururu Sunrise spotにGoogle map をセットして出発。2回目の国立公園入口はスムーズにチケットQRコードをパスできた。既に結構な車列になっている。
パーキングに着くと既に車は一杯。ツアーバスと別のサイトかと思いきや、同じスポットで夜明け前にも関わらず人が多い。少し小高い丘の上の段上テラスに既に幾つも列が重なっている。
テラスから離れた通路の途中の、木々が開けた場所で日の出を待つ。退屈になった子供が走り回り、大人は座ったり立ったりしてジッと寒さに耐えている。太陽が見え始めると、スポットライトが当たったかのように、ウルルが赤く染まり陰影も深まる。
太陽が出きった所でテラスを見上げると、もう人はまばらだった。Hop busなどサンライズツアーの人はこのままウルル周りを見学するようだった。
車に戻って、街に戻ろうとすると、やはり電話が圏外でGoogle mapが使えない。そんなに分岐はなかったので、なんとかなるか、と思いきや、ウルルがどんどん大きく見えてくるので、道を間違えたと気づく。YulalaがAyers Rock resortのアボリジナルネームだと気づくまでに、結局2回間違えた。。
街でShell standでガソリンを入れる。半分くらい減って$44程度だったので、NZよりかなり安い。駐車場に駐めて、キーをThriftyの窓口ボックスに投入し返却完了。(当日午後にメールで100kmオーバー分の清算と差し引きデポジットの返還が知らされた)。
カフェで朝食を食べてから歩いて宿へ戻り、チェックアウトして空港行きのバスを待つ。Airporto Shuttleと前面電子掲示板に表示のあるバスが空港に向かう、と幾つか宿の前に到着したバスに訊いては違うと言われて知った。
バスを待つ間、ベンチで隣にいらっしゃった日本人の方と話す。キューバやザンビアなど、40数カ国を旅行した経験を持つ富山出身の方で、お盆休みを使ってオーストラリアをシドニー、ウルル、ブリスベンと廻られているそう。オーストラリアの印象やこれまでの旅行の事など、同じ飛行機に乗り込むまでお話しを出来て楽しかった。よく考えると人と長く話したのは3日ぶり、久々に感じるハズ。
割り当てられた座席が珍しく窓側だった。遠くにKata-Tjutaが見える。ウルル周辺のアウトバックは年間通して天気が良く、この日も快晴だったので、高度も高くないのか、メルボルンに近づくまでずっと地表の様子が伺えて、荒野から少しずつ緑地、街に変わっていく様が楽しめた。