08:30起床。朝食を食べて荷支度をして10:20出発。ポルトに来て初めての快晴。違う国のよう。YHの目の前が海なのだが、波ひとつない。

雨だったらバスの時間まで大人しく今後の調べ物などしようと思っていたが、せっかくの晴天で気持ちが良さそうなので、海際(河際?)の道をバックパックを背負って歩いて昨日行けなかったシザのオフィスに行ってみる。宿から歩いて15分ほどで到着。

———————————————
Atelier Siza, Souto de Moura, Fernando T?vora
Alvaro siza
1998
Cal?ada do Ouro 1,4150 Porto,Portugal

■川際のRua do Ouroから坂を登ってRua Alexoに入った左手にあります。Rua do Ouroから建物が見えるのですぐわかります。
■mimoa情報ではオフィスアワーの終わる18-20時くらいなら訪ねたら中も見せてくれる、とのことでした。
———————————————


着いたら11時と完全に仕事が始まっている時間なので訪問はあきらめて外から外観だけ見る。すごくいいロケーション。川が見えて中心地にも近い。いい仕事はいい環境から始まるのだなぁと実感。

12時前にバスでcasa da musicaに着き、カフェで少しだけネットを繋ぎメールチェックなど。結局ここしかpcをネットに繋げられるところが、ポルトでは見つからなかった。

12時過ぎにバスターミナルinternorteへ向かう。地下鉄に乗る。なぜか遅れていて駅でずいぶん停まったままになっている。おかしいなぁと思いながら、ふと、internotreへは地下鉄に乗る必要がない、これはツーリストインフォに行く道だ!と気づき、あわてて降りて逆方向に戻る。疲れているのか意味のわからない間違いをしてしまった。危ない。急いで歩いてバスターミナルへ。5分前に到着。問題なく乗り込んでとりあえずほっとする。

バスは一路北へ。晴れていた空がどんどん雲の色が黒くなっていき、サンティアゴにつく頃には見慣れた嵐に。また逆戻り。結構大きいサンティアゴのバスターミナルに18時到着。また時差を一時間戻す。

 

構内にあるインフォメーションで地図とガリシア広場へのバスナンバーを訊く。ここの地図は今までで一番きれい。シルバー印刷で主要な建物を印刷している。とてもわかりやすい。ターミナル前のバス停から5番でガリシア広場へ向かう。循環バスらしくどちらの方向も同じバス停にとまるので、二台目で正解、乗り込む。一回0.9e。運転手から切符を買う。

サンティアゴの宿は歩き方に載っていたla carballinesaをネットで調べたらどこかのホテルポータルでひっかかったのでそこで予約した。ユースもあるようだが、スペインユース協会HPには載っていなく(サンセバスチャンも同様)、日本のユース本には載っているのであるようだが中心部から遠そうなので、今回は滞在がちょうど24時間しかないことから市街地に近いこの宿にした。

ガリシア広場に着くひとつ前のバス停で降りる。すぐに袖看板が見つかるが、明らかに普通の家なのでチャイムを躊躇していると若いカップルがここだと教えてくれて中に入る。

どうやら家族経営でここの子供らしい。完全にスペイン語オンリーでまくし立てられて、英語はもちろん通じない。スペインのおばさんは(というかどこの国のおばさんもそうだけれど)こっちがわかろうがわかるまいが、スペイン語で一方的に話す。予約している旨をわざわざpcを出してメールを見せて理解してもらう。ようやくチェックイン。

小さなパティオを挟んで母屋の彼らの家の手前に客室が4つだけある。鍵を三つ渡される。部屋の鍵、建物の廊下の扉の鍵、建物の入り口の鍵。部屋は広くはないがとてもきれい。デスクもありクローゼットもあり、タオルも置いてくれている。トイレとシャワーは共同だが、ちゃんと浴槽がある普通の家のようなきれいなバスルーム。どうやら今夜は宿泊は自分だけのようだ。

荷物を置いて外に出ようとすると、さっき手続きしたおばさんのお姉さん?っぽいおばさんに入り口で出くわし、また一方的に喋る喋る。どうやらもう遅いし明日の朝は寝ているから先に宿泊代を支払ってくれと言っているらしい。(ジェスチャーで)。

さっきのおばさんは明日の朝でいい、って言ってたのにと思いつつ支払う。17e。しかし英語が通じないことを除けば立地も部屋もすばらしくお得だと思う。

外に出ると20時過ぎ。宿の並びの食堂に入り、サンドイッチを頼む。(メニューのスペイン語がそれしかわからない。。。)。奥のテーブルでは奥さん連中がコーラひとつで井戸端会議をしている。

食べていると、おかみさんの小さい二歳くらいの子供が遊びまわる。と、そこに学校帰りのお姉ちゃんが友達を大勢連れて帰ってきて大テーブルでお菓子を開ける。お兄ちゃんも返ってきて勝手にカウンターの中のドーナツを取って食べていると小さい娘が追いかけてじゃれる。

全く観光地ずれしていない普通の日常の風景でとてもいい感じ。食後にコーヒーとドーナツを頼む。数字といくつかのフレーズしかわからないけれどそんなスペイン語でも笑顔で応対してくれる奥さんが嬉しい。

21時過ぎ、店を出ると雨も止んでいるので旧市街へ入ってみる。仕事帰りの人々や観光客がウィンドウショッピングをしている。街中のタベルナたバルが賑わっている。とてもいい雰囲気。一人で来るにはもったいない。

せっかくなのでカテドラルまで行ってみる。


ライトアップがきれいで写真を撮る。ガリシア広場近くの路地に若者が異様に大勢居る。金曜の夜なのでクラブイベントでもあるのだろうか。行ってみたいけれど荷物が貴重品ばかりなので足を向けずに帰る。


帰り道、wifiのつながるカフェでログを更新し、11時半帰宿。せっかくなので浴槽に湯船を張りお風呂に入って少し荷物の整理などしてから2時就寝。



No Responses to this post

This post has no comments yet.

Leave a Reply