31日目 100206 LYON-BARCELONA



リヨン空港の最終フライトは22時頃で、翌朝5時頃までフライトはない。空港にはその早朝フライトを待つ数組の団体や個人が椅子や地べたで寝て待っていた。3時間ほど眠る。やはり空港で夜を明かすのが一番辛い。が、一日一便この時間しかないので選びようがない。

06:50離陸。easyjet。二時間ほどでバルセロナに到着。かなり暖かい。バルセロナ空港からサンツ駅へ向かう。シャトルバスと電車Renfaがあり、後者の方が安く3e(市バスもあるのかもしれません)。

easyjetが発着するターミナルは二軍的ターミナルが多いようで、リヨンでもメインターミナルから外れたところのターミナルで、バルセロナでも同じくターミナル2。ここでも2/1からシャトルバスがターミナル2には来なくなったので乗りたかったらターミナル1まで行ってくれ、との張り紙がしてあった。電車の空港駅へは歩いて15分ほど。切符売り場にはガイドが常時いて、親切に買い方を教えてくれる。すばらしい。これは市内の地下鉄や近郊鉄道でも同様だった。20分ほどで市内に到着。すばらしいアクセシビリティ。バスの路線図のわかりやすさやインフォメーションの多さ、親切さと、今まで行った都市のなかで断トツに公共交通システムが外国人に対しても使いやすくできている。

サンツ駅について朝ごはんを食べて一息ついてから、歩いてYHへ。ペレタレスYH。(とてもきれいなホステル。13e。ラゲッジルームもあり、wifiやネットPCは無料。朝食つき。ドミ部屋にシャワートイレがついている。フリーキッチンあり)。

20分ほど歩いて到着。10時を過ぎていたため、チェックインが2時までできない。とりあえず荷物を預け、wifiが繋がるため、久しぶりに繋いで調べ物やメールチェックなど。レセプションで溜まっていたet-ticket関係をまとめて印刷してもらう。2e。ここは歩いてFCバルセロナのホームスタジアムであるカンプノウスタジアムまで行けるので、試しに調べて見るとちょうど今日バルサのホームゲームがある。一番安いチケットは数分遅れで売切れてしまったので、5分ほど迷ってその次に安いチケットをオンラインで購入する。29.5e。サッカーは見るのもやるのも好きだけれど、日本でも見に行ったことはないのに、初めてがバルセロナカンプノウというのは贅沢すぎる気がするが、せっかくの巡り合わせなので行くことにする。

スーパーで食材を買ってきてパスタを作って昼食。その後、チェックインし荷物の整理。シャワーを浴びる。たまたまそこで出会った日本人の方三人ともが今日のチケットを買っていたので一緒にスタジアムまで行くことにする。やはりこの場所に泊まって試合を見に行かない人はいないようで、同室の黒人二人も行くと言っていた。

試合開始一時間前にスタジアム到着。昼間は長袖シャツでもよいくらい暖かかったのに、やはり夜は寒い。結構上の方の席だが傾斜がきついせいでよく見える。落ちそうなくらいの急勾配。スタジアムの照明の光量がすごい。ISO400でも開放でシャッターが下りるくらい。

がらがらだった客席もさすがに試合直前には一階は満員だった。選手が入ってくるとがぜん盛り上がる。笛の音はもちろん聞こえず、アナウンスもないため、気づいたら試合が始まっていた。思ったより静かな印象。片眼鏡を持ってきていたので、結構よく見える。メッシもイブラヒモビッチもシャビもいる。豪華っぷりにミーハーにもちょっと感動。が、思っていたほどの歓声の大きさでも、臨場感でもない。

前半早々にメッシが得点し、盛り上がる。が、その後バルサが一人一発退場。1-0で前半を折り返し。後半メッシーシャビラインで二点目。だんだん声援も多くなってくる。


(↑メッシがドリブルでひとり交わしている)

ブーイングとか、相手チームに対する冷たさって相当なものなのですね。帰りが大混雑しそうなので終了五分前に席を立つ。それでも同じ考えの人も結構いて外に出たらいっぱいだった。足早に宿に帰る。外に出たところで大ブーイングがあった。後で聞いたところでは終了間近にバルサ二人目の一発退場が出てPKで一点返されたらしい。

帰ってログなど。結局今日はひとつも建物を見に行かなかった(まぁカンプノウスタジアムも一応建物だけれど)。24時就寝。



One Response to this post

  1. mts says:

    ちなみに最後の写真はメッシがドリブルで相手を抜いたところです。まぁ絶対これでは判別つきませんが。初めて望遠レンズが欲しいと思いました。

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