150707 portrait


先日、京都の写真家、吉田亮人さんにポートレートを撮って頂きました。

元々写真を撮られるのは苦手で、撮られた写真を見ても違和感がありました。けれどたまーにプロフィールとして必要な時があり、とりあえずいいなと思った記念写真を切り抜いて使っていたのですが、どこかで一度ちゃんと正面きって撮ってもらいたいなと思っていました。

そんなところに、近所の恵文社ギャラリーアンフェールにてKYOTOGRAPHIEの一環で吉田亮人さんの展示がありました。たまたま設営時に居合わせて覗き見た写真がとても良く、後日また散歩ついでに見に行ったらちょうどご本人がいらっしゃいました。展示はバングラディシュのレンガ工場で働く人々を撮った写真で、その構図や質感、装丁家の矢萩多聞さんと作られた限定部数の写真集のアートピースのような考え込まれたクオリティがとんでもなく、勢いカメラの話から撮影時の話などの質問に、気さくに答えて下さいました。この人に撮ってもらったら面白そう!という直観に従い、すぐに撮影をお願いしました。

著名な方のポートレートも多々撮られていて、言われるがままに動き、事務所と近所のお気に入りの場所で普通に楽しくお話ししながら撮ってもらいました。撮られている時は「いや〜それはわざとらしいんじゃないですかー」とか言っていたポーズも、なるほどできあがると自然。さすがです。

話していると、昨年末に友人のクリスマスパーティで話したライターの方が「今度アメリカにカメラマンと取材に行くんですよー」と聞いていた、そのカメラマンが吉田さんだったり、やはり京都は狭いです。同じ山を、違う方角から見たような、不思議な気分になりました。

吉田さん、ありがとうございました!



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