140728 撮影と内覧会

昨日、北大路で進めていた住宅の改修の内覧会をさせて頂きました。
お越し頂いた皆様、お忙しい中ありがとうございました。

タイミングもあり、毎回行える訳ではないのですが、今回はお施主様のご好意もあり催させて頂きました。
長い時間をかけて設計してきたものを他の人に見てもらうことは、自分にとってこの上ないご褒美です。

同業である建築設計者からのミクロ・マクロな視点からのシビアな意見、歴史家らしい視点、子供たちの素直に気持ちいい場所を見つける直感、建築関係者でないからこその思ってもみない新鮮な意見、それぞれとてもありがたく、楽しい1日でした。本当にありがとうございました。当日は福井から、キッチンやテーブル・食器棚を製作して下さったマエダ木工前田さんも最初から最後までいらして下さり、おかげで家具屋さん関係の方にもご覧頂けました。遠くからありがとうございました。

その前日は、カメラマンによる撮影。朝から太陽の動きを見ながらカットを重ねていきました。設計しながら、CGパースのアングルの切り方などで見え方を想定しており、自分でも写真を撮るので、おそらく他の設計者より口を挟んでしまう方だと思いますが、それでも予想外の画角と構図のバランスを、何気なくサッと切り取る所はさすが、と感心します。繁田さん、ありがとうございました。

他の現場も含め、自転車圏内ゆえ毎日のように現場を廻った半年間が終わるのは少し寂しく感じます。
ひとつひとつ、丁寧に。引き続き、よろしくお願い致します。



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