130828 FungWongShan in Hongkong


ここ数日太陽が見える日が多く、今朝は起きたら窓の外が真っ青!あまりにも天気がよくて今日ならガスが出てないかもと思い、昼1時までの授業を終えてお昼を掻き込み、ランタオ島に急ぎました。目指すは鳳凰山頂上。

15時過ぎに登山口に到着。
目指す鳳凰山は標高934mと比叡山より少し高いくらい。標高的には2番だが、一番高い山は頂上まで登っても眺望がないらしいので、眺望的には香港で一番高い山となるらしい。登山口で440m程度なので標高差500m程度。大したことはないのだけれど、下から見るとおおーこれを登るのか?と思う。
一応本屋でランタオ島のトレイルマップを購入(68HKD)した。2万5000分の1で20mおきに等高線も入っている。本屋には遠足案内という名のトレッキングルート解説本(広東語しか書いてないので内容は推測)もあったので、まぁまぁトレッキングは認知はあるようだ。

登山口のアーチを超えてからトラバースしつつ少しづつ登っていく。L26という標識を超えてから、直登になり、上の写真のような石段をひたすらひたすら登っていく。結局最後まで石段があったので、地図はなくても絶対迷わない。スニーカーでも全然大丈夫。ただ、地形図からきつい登りとはわかっていたけれど、予想以上にきつい。そんなに久しぶりでもないはずなのに、何度か休憩しながらでないと息が上がってしまう。そしてものすごく暑い。すぐに頭から水を被ったみたいにびしょ濡れになる。たまにすれ違ったトレッカー(西洋人ばかりだった)もひどい汗だった。水は少なくとも2Lは持ってきておいた方がいいと思う。

何とか1時間ほど登って(1/3くらいは休んでいたと思う)尾根に着く。ここからは気持ちのよい稜線歩き。

頂上方向を見る。(頂上はまだここからは見えない)

尾根に着いたポイントを振り返ると南の海がきれいに見える。

標高は1000m未満なのに海際のせいか、雲が低い。

頂上が見えてきた。

1時間20分ほどで登頂。頂上は時間が遅いからか誰も居ない。ちゃんと荒天時の避難小屋もある。あまりマナーの良くない飲食がされているのか少し臭い。
頂上からは360度の完璧な眺望。すばらしい。

北には空港が見える。飛行機がひっきりなしに離陸していくのが見える。


東には稜線沿いに下っていく別のルートが見える。ちょうど東涌からのバスルートの途中、峠を越える所に確かに登山口らしき所に東屋もあった。心惹かれるけれど帰りのバスが最終なので安全に来た道を帰ることにする。

帰りは40分ほどで下山。誰にも会わなかったので自分が今日の最後の登山者かと思ったら、登山口の所でトレイルランナーの集団とすれ違った。上に上がいる。あの急登を走るのかと思うとちょっと信じられない。19時10分の最終のバスで帰った。
登山口から往復2時間ちょっと、登山口へも片道1時間半ほどで来られる場所でこれだけすばらしい眺望が得られるというのはなかなかない気がする。
香港へ来て山に登るとは思わなかったけれど、香港の喧噪に疲れた方には天気のいい日に強くお勧めします。



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