7時頃起床。9時半到着予定のバスは飛ばしたせいもあってか8時半過ぎに到着。バスで巻きで着いたのは初めて。ターミナル内の食堂で少し朝ご飯を食べる。滴型の揚げもの（中にミンチみたいなのが入っている）とカフェオレ。ブラジルの食堂はどこもまずCAIXAと書いてあるレジで注文し支払いして、レシートを厨房に持って行く方式のよう。けれどメニューは大体厨房の方にあって、おかげで言葉のわからないものにとっては注文しづらい。
ターミナル内のインフォで地図をもらい、教えてもらったバス停でTTU（近距離バスターミナル）行きのバスを待つ。宿を予約しているアルゼンチン側のプエルトイグアスまではバスを延べ4回乗り換えなければならない（ブラジル国境で出入国スタンプを押す間、バスは待ってくれない。乗ったままの乗客はどういうことなのだろう。スタンプが要らないとは日帰りならOK?アルゼンチン国民？意味がわからない）。
待てどもパラグアイ行きのバスばかり。TTUと前方サインに書いてある、と言うので待っていると多くの人が乗り込むバスがあったので、運転手に尋ねるとTTUに行くという。書いてないじゃないか！バスは普通の狭めのバスでスーツケースやパックパックの置き場がなく入るのに一苦労。TTUターミナルがどこかわからないので注意して前を見ていると、明らかにターミナルっぽいところに到着。
降りても次のプエルトイグアス行きのバス停がわからない。インフォメーションがあったので、プエルトイグアス行き、後に備え、ブラジル側のイグアス滝行き、帰りの長距離バスターミナル行きの乗り場と行き先表示を訊く。それぞれ何ともわかりにくい表示。知らなかったらわからない。バス停の標識を見てもわからない。不親切。係員は結局どこに行きたいの？と少しイライラして答えている。いやいやそれがあなたの仕事だろう、と言いたいがポルトガル語ではもちろん言えない。
ターミナルの外、北側のバス停に到着。10分ほど待っているとバスが来る。シンコ、と言うので5R払うと3Ｒでいいという。アルゼンチンのペソ（なぜか表記は＄）なら5$ということのよう。
ブラジル国境にてスタンプ必要なやつは降りろよー、と運転手がジェスチャーするので降りる。すんなりスタンプを押してもらってイミグレを出るとやはりバスはもういない。次のバスを待つ。10分ほど待って来たバスにさっきのチケットで乗れる？と訊いたらどうやら会社が違うので後続のバスを待て、と言う。それから2本見送り、やっと来たのは30分以上待ってから。これならもう3R払って違う会社でも乗ったほうがいい。
バスは終点のプエルトイグアスバスターミナル着。道向かいにある予約しているマルコポーロインに入る。チェックインは2時からで、とりあえず荷物を預け、提携しているターミナル内のレストランで昼食。チキンのフリットっぽいものに付け合せのポテトとパン。食後にカフェオレ。28＄。アルゼンチンも安くはない。国境だからかもしれない。
ちょうど二時になったのでチェックインし荷物を部屋に入れる。シャワーを浴び足の指の具合を見る。薬指はほぼ完治してきたが、また小指に同じようなできものが二箇所できてきている。一体何なのだろう？歩きすぎなのだろうか。マメならわかるが、痒いので違う気がする。
これからイグアス滝に行くにも微妙に中途半端なので、今日は行かずにゆっくりすることにする。メールチェックをしてからスーパーに買い物に行く。宿近くのところより歩き方に載っているスーパーの方がまだ幾分品揃えが良い。さきほどチェックした宿のセルフキッチンは野外であまりきれいな感じではないが物価の高いブラジルを考えて、作ることにする。油がなかったのでしょうがなくオリーブオイルを購入。荷物になるがこれからバス移動だけなので購入。玉ねぎ茄子ピーマンと鶏肉を買う。コーヒー豆が切れたので購入。サンパウロでは結局コーヒー豆屋が見つからなかった。カフェではどこでもエスプレッソマシーンがあるのに、なんでスーパーにしかないのだろう？普通にグラム売りしてくれる店はないのだろうか。
帰り道シエスタ明け（さすがスペイン語圏、シエスタ休みがある）で開いた店舗にいくつか入り物色。革のペンケースとパッケージが完璧なお茶を購入。宿に戻りログを書き、作業。20時半、キッチンに夕食を作りに行くと昼間には人気がなかったのに多くの人がいる。二グループが調理をしている。片やボロネーゼ、片やカボチャを茹でて漉して何かを作っている。手が込んでいる。その中一人でいつものトマトソースを手早く作り、買ってきたコーヒー豆で一昨日の残りのケーキと食べる。さすがスーパーの豆だけあってもうひとつ。酸味がある。片方のグループはキッチンの脇にある暖炉オーブンで何やら肉を焼いている。自分は暖炉を使ったことがないので、昼間見た時にはオブジェかと思っていたが、やっぱり使ったことのあるなしという経験の差によって、同じものでも見え方が違うものだなと感心する。
部屋に戻ると既に同室の人々が消灯し寝ているので、pcだけ持ち出し作業。1時前就寝。