200日目 100725 SAO PAULO


5時頃寒くて目を覚ましシャツをもう一枚着込んで寝直す。9時半起床。今日もぐっすり眠ってしまった。朝食を食べてメールをチェック。ブラジリアのホテルの予約メールの返事は来ていない。荷物を整理し、チェックアウトして預ける。

11時過ぎ出発。地下鉄に乗ってRepublique駅へ。日曜市を見に行く。駅を出て地上に上がると広場で露店が並んでいる。が、あまり大したものはない。唯一鉱石の結晶が小さい物からごついものまで売っていたのに惹かれたがちょっと重そうなのでパス。まだ買うには早い。奥の方に屋台も出ている。焼きそばや天ぷらと書いてはいるが、焼きそばはソースでなく醤油あんかけ野菜炒めみたいなのが乗っており、天ぷらは、というよりかき揚げという感じ。日本の屋台のように日常価格よりは少し高い。

さらっと一通り見て、近くにあるオスカーニーマイヤーのコパンビルを見に行く。

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Copan Building
Oscar Neimeyer
1966
Avenida Ipiranga 200,01046010 Sao Paulo,Brazil

■地下鉄のLinea1 Repubulique駅下車、西へ行くとすぐ見えます。
■地上に路面点がありそこは普通には入れますが、日曜はほぼ休みで閉まっています。
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とても巨大で隣のビルとの隙間もあまりないため、近づかないと円弧状のビルに見える。1階にはカフェやブティックが入っている。さらっと見てまた地下鉄に乗り、リベルダージ駅へ。

駅を出て地上に上がるとすごい人混み。演奏する音が聞こえる。ステージが出来ていてヒップホップっぽいバンドが演奏している。今日は何かのお祭りの日にちょうど当たったのか?それとも日曜は露店が出ると書いてあったので、毎週こんなのなのか、わからないがすごい混みよう。白人やブラジル人の方が多い。アジア人は売る側や運営側に多く見受ける。七夕のささがあったので七夕祭りだったのかもしれない。焼きそばやたこ焼き、今川焼きなどの露店もあった。まともに歩けないくらい混んでいるのでリベルダージ大通りまで抜ける。歩いているとシュラスコリア(だったか)を見付けたので入る。入り口には15Rと書いてあったが、どうやらkgあたりいくらか、食べ放題で15Rか選ぶ模様。前者にして、ビュッフェ形式か取っていく。菜の花やオクラがあるのが嬉しい。シュラスコを数種類、ライスと取って、8.9R。肉はもう一つだったが美味しく頂く。

お腹一杯になって隣の駅まで歩く。途中ペンション荒木やナミの前を通る。確かに駅からは坂だが近い。Sao Jorquim駅から地下鉄でMASP駅へ。駅を出て大通り沿いを少し北東に歩くとサンパウロ美術館が見えてくる。
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Sao Paulo Museum
Lina Bo Bardi
1968
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簡単な構成だがこのスケールでこれをやると迫力がある。短辺方向の水平耐力は大丈夫なのだろうか。地震が少ないからいいのだろうか。ピロティの下が日曜のためアンティーク品やアート小物の露店で賑わっていていい感じ。昔の黒電話型のカラフルな電話機があり、かなり惹かれるが、買っても日本では使えなさそうなのと大きいので見送り。見送っている物多いなー。

チケットを買おうかと入り口に近づくと、一人のおじさんが寄ってきて何かポルトガル語でいいながら、チケットを一枚くれる。チケットには0Rと書いてあるので、友の会か何かで得たチケットを彼一人で余ったので譲ってくれたのか?別にお金を要求するでも無さそうなので、素直にオブリガード!とお礼を言う。恐る恐るそのチケットでゲートに行くと問題なく入館。荷物チェックがあり、折り畳みナイフを没収され、帰りまで預ける。エレベーターで3階へ。なぜか縦動線がエレベーターのみ。

3階ではロマン派の企画展、2階ではmax ernstの企画展をやっていた。ギャラリーで先ほどのおじさんに会う。
おお入れたか!(とたぶん言っている)とがっちり握手。お礼を言う。展示はモディリアーニの点数が多めで見とれる。時間も少なくなりエルンスト展はパス。地下鉄で宿に戻る。

荷物を受け取り、メールをチェック。やはりブラジリアのホテルからの返事はない。たまたまそこにあったロンリープラネット、サウスアメリカ編で宿でも載ってないかとブラジリアのページを手繰ると、2008年五月に政府によりポサーダと呼ばれる安宿街は都市計画的に撤去され、別の場所に移管検討中とあった。当てにしていた日本人の方の安宿情報ページを見返すと同年3月の情報だったので、今は全て閉鎖されている可能性が高い。夜9時頃について路頭に迷うのも疲れるので、高いがガイドブックに載っているホテルを予約することにする。一泊6000円程度。今日までの宿の5倍もする。日本で考えると普通だが、旅行中はどうしても現地物価ペースで考えてしまうため、なんだかとても贅沢をしている気分になる。が、安全の値段だと考えることにする。

saci hostelは消去法で決めたホステルの割にはよい宿だった。午後から夜番のDiegoはとても親切だし、朝食もまぁまぁ十分。wifiは150Mbpsと早い上無料。ドミトリー部屋は長期滞在者が多いようで、荷物の散乱ぶりさえ気にしない人であれば、一泊25Rなのでサンパウロの中でも最安ラインでお勧めです。

地下鉄でチエテバスターミナルへ。30分前に到着。指定のプラットフォームへ行く。10分前にバスが来る。今日は16時間ほどの旅。これくらいだと早いと思えるようになってしまった。さすが高いleitoだけあって、三列席で広い。食事などは付いていないしテレビも映画もないが、十分。今考えるとペルーのバスはすばらしいサービスだった。

20時頃夕食休憩で30分ほどSAに停まった以外は走りっぱなし。ペルーは山越えということもあってか、スピードは遅かったが、ブラジルのバスはかなり飛ばす。ちょっと怖いくらい。23時頃就寝。



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