6日目 100112 AHMEDABAD



朝0520起床。アーメダバード0630着。ほぼ遅れなし。
とりあえず駅のベンチで日が昇るまで待つ。

七時半頃、ようやく明けたのでホテルを探しに行く。
前日のプロフェッサーの助言に沿って、500Rs前後の今までよりよいところに目星をつけ、オートリクシャに乗り込み向かう。一軒目は満室、二軒目以降が運転手が場所を知らないので、とりあえず彼の知っているところに連れて行ってもらうも、軒並みどこも満室。7軒目くらいでようやくダブルが一室開いていたので部屋を見たうえでそこに決める。

後で知ったところによると、ちょうどKITE FESTIVAL(凧祭り)というインド人にとっては?結構な一大イベントが開催中でそのためインド各地から観光客らが押し寄せているため、どこもホテルが一杯だった模様。

部屋は初めてまともな窓もあり、ホットシャワーも部屋にある(しかし洗面所の排水は繋がっておらず床に流しっぱなしだし部屋はやはりきれいではない。。)ので、少しゆっくりする。
シャワーを浴びて鏡を見てみると、昨日までの下痢のおかげでびっくりするくらい腹が痩せていた。体重は量るべくもないが減っていることは間違いない。
ので、とりあえず食べるものを買いに行く。

午後から、今回のインド行きの目玉である近代建築を見に行く。

まずはコルビュジェの繊維協会会館。そもそも泊まったホテルの場所もよくわかっていなかったので、歩いて現在地を地図上で確認してから向かったため時間がかかった。
ネルー橋河上の河川敷で前述のカイトフェスが行われているため、橋に多くの人が群がっている。


尻目に渡り、歩く歩く。銀行前や警官などちゃんとした人に訊いても誰もそのビルを知らない。
橋から外見は見えたので、おおよそで歩いていくとやっと見つかる。

苦労して見つけたせいか、門を入ってファサードを前にしてちょっと感動する。
門の位置が二階から降りてくる斜路とずれているため、入った瞬間が絶好のヴューポイントになっている。斜路にパースがかかり、フォトジェニック。


まずは一階から見て廻る。あまり大きな建物ではない。裏庭には芝生が茂り、静かでちゃんと管理されている感があった。
建物は道路側が西向きで斜路のある方。ブリーズソレイユは北西を向いているようだが、西日を遮るなら逆な気がする。川側=東側もブリーズソレイユとなっているが角度はついていない。虚の透明性を容易に思い出すような端正なグリッドの奥に階段などが見える。


上に上って見ると、ソレイユの奥の床にスリットが空けてあり、上下に風が抜けるようになっていた。
1階にいた男女に挨拶すると、今ちょうどホールはレクチャー中だから入れない、ちょっと待ったら、と言われ、チャイとお菓子をご馳走になる。待っている間に男が上階を案内してくれた。生憎3階は閉まっていて入れず。


戻るとレクチャーが終わったようで中に入る。
改装されたのか?あまりコルビュジェぽくない。1時間ほどで後にする。

 

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■繊維業者協会会館 Ahmedabad textile Mill’s  association (と看板には書いてあった)
/Le Corbusier/1956

■行き方
ネルー橋を西に渡り、Ashram Roadを北上すれば東側にある。道から見えるのですぐわかる。

■入館情報
門のところと、2階のインフォメーションで記帳した。無料。
月-金1030-1630/土1030-1230/日祝休(看板より)
2階のホールは現役で貸し出されているようで使用中は見れない。3階は不明。
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その後、その男が案内してくれるのでツーリストオフィスに地図をもらいに行く。
いろいろと親切にしてもらい感謝。何かあったら電話しな、と携帯番号をもらう。

日も暮れかけてきたので、今日はおとなしくホテルに帰り、溜まっていた写真の整理をしたりテキストを書いたり。
帰り道にあったマクドナルドに敗北感を感じつつ入る。とりあえず栄養が必要ゆえ。


メニューはノンベジとベジタリアンに別れている。チキンマックとサラダサンドを頼む。思えばやっとインドに来て肉を食べられた。今までレストランのメニューでも卵どまりで肉がなかった。それでも全然肉の感じがしない。サラダサンドは日本のようにビーフとサラダがサンドされているのかと思いきや、全く野菜だけをパンで挟んだものだった。それぞれ25Rs前後。高くはない。店もきれいで(すごく珍しい気がする)、若い人でにぎわっていた。

0000就寝。



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