8時起床。朝食を食べてメールチェックし少し予約作業。チェックアウトし、昨日と同じネットカフェで数枚印刷してもらって、ターミナルからブラジルのフォスドイグアス行きバスに乗る。5ペソ。アルゼンチン側のイミグレで出国スタンプを押す間はバスは待っていてくれるが、ブラジル側のイミグレは待ってくれない。自分を含め3人のバックパッカー以外はイミグレに行かずバスに乗っていった。当日のみならブラジルスタンプは要らないのか?入国カードをまた記入して無事スタンプを押してもらい、ちょうど来たバスに乗ってTTUターミナルへ。またバスを乗り換えRoodoviaria行きに乗り、長距離ターミナルへ。やっと辿り着いたらもう12時。結構距離がある。

荷物預かりにバックパックを預け、食堂でお昼を食べる。定食7.5R。チキンかビーフの小さいステーキと、黒い豆の載ったライス、ポテトとサラダ。札をもらって料理が運ばれるのを待っていると、若い男がやって来て何やら言いながら向かいに座る。なんだかわからないが握手をして話を聞くも、ポルトガル語もスペイン語も最低限の質問と数字しかわからないので全然何を言っているのかわからない。どこかで会ったことがあるのか?と思い返しても見覚えはない。何やらIDを見せてくれたところではパラグアイ人だ。他にも席は多く空いているので、少し警戒しながら、話を試みるも、やっぱり全くわからない。英語は話せないらしい。ひとしきり一方的に彼が話したところで料理が運ばれて来たので食べる。あきらめて移動するかな、と思ったら向かいに座ったまま彼も食べ始めた。無言で食べる。先に食べ始めたのに、彼の方が早く終わり、こちらが終わるのを待ってくれている。ガイドの誘いか何かかな、と思いつつ、まぁゆっくり食べ終わると、握手してAdios!と言って、行ってしまった。普通にいい奴だっただけなのか。もしかしたらワールドカップでいい試合をしたね、とか言っていたのだろうか、とか思いながらなんだか悪いことをした気がしながら、バス停へ。

またTTUへ。そこからイグアス公園行きNacioonal Parque行きに乗り換える。合っているのかわからないが、ターミナル内で乗り換える分には無料らしい。ブラジル側イグアス国立公園ビジターセンターに着くと既に14時。チケット37Rを買って園内バスに乗る。それぞれ並ぶので結構時間がかかる。遊歩道入り口に着いて14時半。あまり時間がないので急ぎ足で歩く。

最終地点のエレベーター前展望橋に到着。ポンチョを着て橋の突端まで行く。ブラジル側は滝の下から見る形。悪魔ののど笛まではかなり距離があるが、その手前の滝を間近から見れる。展望橋を戻り、滝に一番近寄れるポイントへ。側面から見る形なので水煙は来ないが、水の重さがよくわかる。ナイアガラで浴びた小さい滝であの重さだったのだから、これなら一瞬で首が折れるだろう。その質量を想像する。

時計を見るともう16時。バスの時間が18時なので2時間あるが、この距離と3台のバスに乗らなければならないことを考えると少し不安。急ぎ足でエレベーターを登り、バス停へ。10分ほど並んで園内バスに乗り公園入り口まで戻る。そこで1620。またバスを待ち、1640発。TTUに1720着。少し焦ってくる。30分まで待ってバスが来なければタクシーを拾おうと思っているとバスが来る。Roodviariaと書いていないが、運転手に訊くとターミナルに行くと言うので座る。が、ルートがかなり迂回していて予想外に時間がかかる。もう一度車掌に、本当にターミナル行くよね?と確認してから、地図を見て降りてタクシーを拾うか迷いながら時計とにらめっこ。なんとか間に合いそう。1745、ターミナル前到着。走って荷物預かりに行き、料金を支払って走ってゲートへ。財布を落としてお札が散らばるくらいの焦りっぷり。ゲートに着くとちょうど乗降が始まったところで、ほっと一息。荷物を預け席へ。バスがあと一本遅かったら危なかった。久しぶりのぎりぎり感。胃に悪い。

金額通り、四列シートでバスもぼろいがトイレは付いている。フォスドイグアスからブラジリアはおそらくこのnaconal expressoが一日一便1800-翌2030を運行しているだけのよう。飛行機だと3時間。金額は倍。10分遅れでバスは発車。夜9時頃SAで夕食。シュラスカリアで食べる。席もあまり倒れないが、一番前の席なので足が伸ばせる分楽。未明に就寝。



4 Responses to this post

  1. まつやまひろあき says:

    旅もいよいよ終盤ですね。充電器が紛失した時はどうなることかと思いましたが(笑)
    ブラジリアのレポート楽しみにしていますね。

  2. まつもと says:

    ありがとうございまーす。
    僕も充電器忘れたときは、残りは帰ってから書くか、と思いましたが、
    間違いなく多くを忘れていたと思います。
    いやーよかった。
    ブラジリア一日目、アップしました。
    写真写りはいいですが、実際は。。。スカスカな印象です。
    既に多く見ているはずなのに、未だニーマイヤー建築を見た気がしていません。
    今朝リオに着いたので、ニテロイ美術館に期待です。

  3. まつやまひろあき says:

    ブラジリアは確かにがらんと広そうですね。赤土の上に日影のない道が続いてそうで、熱中症にでもなるような…。
    ニテロイ美術館、いいですね。ニーマイヤー的な、なんだなんだこの造形力といった写真を期待してます。

  4. まつもと says:

    今は冬(それでも昼間は半袖半パン)だからまだましですが、
    夏ならまずこんなに歩けませんね、ブラジリア。
    ニテロイ見てきましたよー。
    造形力、より巨匠スケッチを実現している構造設計者、事務所スタッフに感心しました。
    が、やっぱり心を鷲掴みにはされず。。。
    自分にとってつくりが大雑把すぎるのかもしれません。
    ニーマイヤー自邸ともども、写真も追ってアップしますねー

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