140日目100526 BOSTON – NY – PHILADELPHIA



6時過ぎ起床。寝過ごした、と慌てて起きて朝食を食べていると、そういえばアラームが鳴らなかったなと思い、ようやく一時間早かったことに気づく。おかげでゆったり準備。

7時半出発。ちょうど朝受信した従兄弟からのメールで、毎日乗っていたボストンの地下鉄(といっても半分以上は地上を走るけれど)が日本の車両だとあったので写真を撮っておく。が、どうも新しい車両に変わっているっぽい。

8時半にバスターミナルのあるサウスステーション着。余裕を見過ぎたか一時間も早く着く。がそれくらいの方が安心できる。コーヒーを買って一服しながらバスを待つ。

■アメリカの公共交通機関————————————————-
前にも少し書きましたが、今回以下の中から毎回比較して利用交通機関を決めています。どれがいつも一番安い、ということはないようです。ちなみに確か飛行機はヨーロッパのryanairやeasyairくらい安い格安航空会社が見つかりませんでした。

・greyhaund bus
http://www.greyhound.com/home/
言わずと知れたアメリカの長距離バス。早割で買えると他より安い場合が多いです。

・megabus
http://www.megabus.com/us/
イギリスでも乗ったのであちらの資本なのか。安いです。チケットは、メールで届く予約ナンバーを書いて持って行けばいいだけので、プリントアウト要らずが楽。早く買うほど安く、直前に買うほど価格は高くなっていきます。オンラインでの購入は0.5ドルのbooking feeがかかります。

・chinatown bus
https://www.chinatown-bus.com/
まだ利用したことがありませんが、メガバスと良い勝負。ぎりぎりで買っても早く買っても、窓口で買っても値段は同じとのこと。

・amtrak
http://www.amtrak.com/
電車です。二時間程度の中距離だとバスより安いことがあるようです。ネット購入はアメリカ居住者しか無理そうです。窓口で買ってもオンラインでも料金は同じ、早割もありません。
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バスは到着すれど搭乗が出発時間になっても始まらないのでなんでだろう、と思っていると係員がやってきて、ドライバーが今こっちに向かっててあと10分くらい待ってくれ、とのこと。自分で荷物積み込むなら先に乗っても良いけど?との答えに数人が声を揃えて、YES!と言ったのが笑った。

バスは2階建てでグレイハウンドより快適。当たり前のようにwifiはつながり、電源も付いている。大きなテレビも付いているが何も放映されることはなかった。

NY到着。7thAvと28thStの交差点付近なのでミッドタウンど真ん中に降りる。予定時刻より20分ほど遅れていた。余裕を見て次のバスの時間を空けておいてよかった。ひとまず次の乗り場のペンステーションへ行ってみる。途中屋台でチキンライスを買って駅構内で食べる。チリソースはかけなかったので食べきることができた。海外でのチリソースは危険です。

少し迷って乗り場が見つかる。ペンステーションの南側。小さなMegabusの立て看板、向かいには小さなチケットオフィスもあった。炎天下の元45分くらい待つだけも辛いので、足りない服を見にNY出発時に通りかかったMUJIまで歩いて行ってみることにする。新しいニューヨークタイムスビル(ピアノ設計)の1階に入っている。が、思ったより衣服の品揃えは少なく、買う物も見当たらず退散。炎天下の中前後に荷物を背負い長ズボンだと汗が滝のように出る。気温を見ると37℃!そりゃ暑いはずだ。

予定時刻にバスに乗り込み、涼しい(すぎる)車内で作業。移動が多いと作業が捗る。フィラデルフィアの降り場は二つあるらしく、荷物搭乗時に急に訊かれて、確かダウンタウンに近かった6thStの方、と答えたが正解だった。降りると目の前はvisitor info、が、5分前に閉店。既にシャッターも閉まっている。

今日のユースがどう見てもまわりに店などなさそうな山奥なので、近場で晩ご飯を買い込み、38番のバスに乗る。chamonix mansion YH。ダウンタウンからバスに乗って約35分、下車後徒歩20分、という市内から一時間程度かかる。その分自然公園の真ん中で気持ちがよく、宿代もかなり安い。DCで泊まるYHの半分。極端すぎないか?

バスも徒歩も本当に合っているのか不安になりながら目指す。歩いていくと、テニスコート、野球グラウンド、と続き、最後に厩舎と馬が出てきた。馬の写真を撮っていると子供が寄ってきて、何してんの?と訊くので、この近くのホステルに泊まりにきたのだけど、と言ったら、この先には家しかないよー!と言われる。確かに普通の家っぽい建物しかない。不安になって近寄ると小さなYHのマークが。家みたいなホステルだった。共用スペースがやたらと広い割に寝室は狭い。

荷物を置き、シャワーを浴び、この数日の猛暑で溜まってしまった洗濯物をランドリーにかける。友人宅以外で洗濯機を使ったのは初めて。さすがに夏になると手洗いでは間に合わない。待ちながらログのアップ。

終わってから、作業も一段落したので、やっと1Q84の続きを読める。なるべくゆっくり先延ばしにしていたのだが、一気に読了してしまった。オウムの加害者と被害者へのインタビューや、アフターダークの無人のカメラのような俯瞰的視点、ハードボイルドなキャラクターなど、近年の仕事の総まとめという感じで、着実に前に進まれているなぁと感心。やはり1-3月、book4は出るのだろうか。次は月が一つの世界と二つの世界の章が交互に描かれるのだろうか、など期待は止まない。これでまた読む本がなくなってしまった。また二冊を読み返すしかない。24時半就寝。



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