250202_謹賀新年


あけましておめでとうございます、ご挨拶が随分遅くなってしまいました。大晦日に我が家に男の子が産まれました。

年内最後の健診で少し破水が見られたため妻入院となり、そこから陣痛促進剤を注入。
隣の分娩室で泣き叫ぶ妊婦さんの声を聴きながら、「うちは無痛分娩にしておいてよかったね〜」と話していたら、まさか翌日にそれを上回る叫び声を聴くことになるとは思いませんでした。

背中のカテーテルから麻酔注入が始まるも、なぜか上手く片足だけ効かず、何度もカテーテル挿入をやり直すことに。
4,5回入れ直した最後の方はカテーテル挿入用の麻酔も切れかけ、陣痛の波とのダブルパンチで、夜中4時に病院に着いた時には妻は号泣していました。

そこから8時間、看護師さんに教えて貰い背中を押したり、飲み水を補給したり呼吸を整えたり、座る間もなく出来ることをやり続け、結局自然分娩となりつつ、なんとか無事大晦日の正午過ぎに産まれました。

産後1週間弱入院してから自宅に戻り、二人三脚で子守し、無事先日一ヶ月検診、何ら問題ナシと、ひとつ関門を突破した気分です。(写真は退院時、お包みは妻作です)

掃除洗濯料理片付け全ての家事を行い、人が1人増えるだけで、全ての家事の量・頻度が増える事を実感しました。
夜は交代で睡眠を取るため、夜22時頃〜夜中3時までは父ワンオペ子守。
おかげでミルクやりも抱っこも、おしめ替えも難なくできるようになりました。

今まで友人家族たちが、私が会ったほんの少しの時間垣間見たその奥に、膨大なこういった家族の時間があったのかと思い返すと、あの人もあの人もよくやってたのだなぁ、、と心底感心しました。
買物に出掛けて子供達を見る度に、「あの子は何歳くらいかな、あと何年後か」と未来を見るような気分になります。

年賀状で「次の大冒険、期待しています」と書いてくれた友人がいましたが、子育てこそ大冒険でしょう。
今まで過ごしていた家さえ、子供が産まれレイアウトや仕様を変え使い方が変わり、経験を刷新するような発見がありました。
スーパーの売り場も、これから行かなかったコーナーや棚を見るようになるはず。
住み慣れた近所も、行くお店や通う場所も変わっていく。

子供が産まれ育てることは、時間・空間の経験をより複層的・立体的にしてくれる、と感じます。
今しかできない経験として、噛みしめて日々を過ごして行きたいです。

春までは子育てにかかりきり勝ちですが、少しずつ活動を再開していきます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。



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