6時頃起床。起きたらやはり座席のリクライニングが上がっている。7時前にナスカっぽい砂漠に着き、何人か降りていく。配られたパンとコーヒーの朝食を食べる。食後ビンゴゲーム。寝起きにビンゴはどうかと思う。その後到着まで映画が二本。２本目はハチ公物語のハリウッドリメイク版。リチャードギアがいい顔をしている。今更初めて見たので、渋谷のハチ公はそういうことだったのか、と最後には涙。帰ったらオリジナルを見てみたい。
40分ほど遅れてリマ到着。荷物を受け取りオフィシャルっぽいタクシーでミラフローレスのパルクセントロまで10/s。前回泊まったフライングドッグB&Bに直行し、充電器の入った黒いポーチをここに忘れたのだけど、と尋ねると出てきた！飛び上がるくらい嬉しい。一応中身をチェックすると、自分のものでない変換器まで入っていたのを除いて全て揃っている。奇跡。レセプションの男性は自分のことを覚えていてくれた。握手し何度もお礼を言って、道向かいの予約しているフライングドッグ・ホステルへ。
チェックインし部屋に荷物を置く。こちらもレセプションはとてもフレンドリーで親切。内部はB&Bよりきれい。同室は日本人２名らしい。ミラフローレスなのでセントロより高いが（ドミ30s。セントロでTさんが泊まったサンフランシスコホステルならドミで16s、シングル20sらしい。）、もう一度来てもここに泊まると思う。
早速pcを充電しながらメールチェックなど。その後まずは今夜のフライトを変更できないかLANperuに行ってみる。窓口で訊くとAAのチケットなのでLANperu便でもAAでしか変更できない、と言う。oneworldの約款や今までの経緯からそんなはずはないのだけれど、AAのオフィスもすぐ近くにあるので大人しくそちらへ向かう。順番になり尋ねるも、やはりずっと先までsold out。8/9まで開いていないらしい。ハイシーズンだからだと言う。そんなにペルー人がブラジルに行くのだろうか。あっちも寒いのに。
まだブラジルビザ受け取りの四時まで時間があるので遅い昼食を、と先ほど宿のレセプションで教えてもらった近辺の大衆食堂を探す。parque centroの東側、Esperanza通りを東に入って少し行った所の２階にレストランらしき店をみつける。このわかりにくさは地元民用だろうと察しをつけて行くと正解。もう2時なのにほぼ満席なくらい賑わっている。空いている席に着きメニューを見ると前菜メインの二皿で7sと安い。しかもセビーチェがある。完璧。迷わず前菜にセビーチェ、メインがどれもスペイン語がわからず辛うじてわかる焼き飯を外して魚料理を頼む。すぐにセビーチェ登場。白身魚とタマネギを何かのビネガーとスパイスで浸けているっぽい。さっぱりしていて美味しい。二皿目は小魚のフリットに揚げポテトとタマネギを添えたものだった。それに何かわからないベリー系っぽいジュースがピッチャーで付いてくる。これで7sは圧倒的に安い。そりゃ客足が絶えないはずだ。場所がわかりにくい（店の看板は建物の２階に上がらないとない。）からかペルー人しか見当たらない。（夜同室の日本人の方に勧めたらどうも閉まっていたらしい。お昼だけかもしれません）。お勧めです。店名は VARSOVIA 2000。
お腹いっぱいになって宿に戻り少し休んでから、ブラジル大使館へ向かう。前に並んで四時の開館を待つ。すんなりとビザ取得。帰り道カウンターのみのお店でコーヒーを引っかけて（スターバックスは異様に高い。ラテ7sは昼のコースと同金額。入って見ると白人しかいなかった。）宿に戻る。レセプションでタオルを借りてシャワーを浴び、荷物を整理、各種充電。同室の方にリオの宿を教えてもらう。サンパウロの明日以降の宿を予約し、その他の地域もこれまで教えてもらった宿をチェック。受付で22時に空港へのタクシー手配を頼む。30ｓ。クスコでRさんに聞いた話から空港への足は安全をお金で買うことにした。
21時に先ほどのカウンターのみの店でサンドイッチとコーヒーの簡単な夕食。お昼がたっぷりだったのであまり空いていない。ここは一日中賑わっている。22時タクシーに乗り込み30分ほどで空港着。道が悪いのとえらく飛ばすのとで、何もしていないのに酔う。チェックインすると空港税を支払う必要があるという。全てワンワールドチケット購入時に含まれているはず、と思いつつ、31US$をセキュリティチェック前の窓口で支払う。ゲートに着くと早すぎてまだ誰も居ない。椅子に座って作業。
離陸30分前にゲートが変わる。結局30分押しで搭乗。離陸は１時間弱押しだった。なんだかよくわからないが親子のわがままで席を移る。隣になれなかったからって人を動かすのはどうかと思うが疲れてどうでもよくなる。機内で夜食を食べて少し眠る。4時就寝。